深瀬は半ばパニック状態になってしまった
翌日、東海テレビが「宮崎逮捕」の第一報を報じると、その日のニュースは宮崎一色となった。予期せぬ報道で深瀬は半ばパニック状態になってしまったという。A子さんが続ける。
「逮捕を取り下げてほしいと警察にも懇願したようです。『私のせいで大事になって、彼に申し訳ない』って何度も自分を責めていました。また世間やマスコミの報道が過熱するにつれて、あれは『暴行じゃない』『騒ぎすぎ』とも嘆いていました。宮崎さんの勾留期間中、菜月は宮崎さんのお姉さんの家にいたようです。
3日夜に宮崎さんが釈放された時、一緒に帰れると菜月は思っていたようですが、結局かなわず、彼は送迎車に乗せられて、1人東京に戻っていった。釈放後、菜月が彼にLINEをしても、既読マークはつくものの返信はなく、『どうしよう絶対私に怒っている』『これで彼に嫌われたくない、別れたくない』って。今も携帯を握り、宮崎さんからの返信を待っています。彼のマネジャーから、『捜査の関係もあり、家にも帰らないでほしい』と釘をさされているのですが、『一言でも彼の声が聞きたい』と言って、途方に暮れています……」
4日0時30分、愛知県警中署を出発した送迎車は、世田谷区の宮崎の自宅前に到着した。宮崎は釈放時と同じスーツ姿で付き添い人もおらず、自分で両手に荷物を持っていたが、取材班が声をかける間もなく足早にマンションに入っていった。深瀬のLINEにもメッセージを送ったが、5日昼までに返信は得られなかった。
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