《2020年9月17日(木)午前11時過ぎ、グランフロント大阪にて開催されていた展覧会『氷室京介展 LX –揺るぎなき美学と挑戦-』(中略)において、会場内に装飾展示していたアクセサリー2点が盗難の被害に遭いました。会場の防犯カメラの映像には、男性と思われる来場者が、警備の目を逃れながら、段差のある展示台に上がり、アクセサリーを盗む瞬間が記録されていました。発覚後、主催者から、会場地区管轄の警察署へ被害届を提出し、受理されております》(氷室京介公式ホームページより)
日本を代表するロックアーティストの1人、氷室京介(60)。彼の音楽を体現する”ヒムロックの至宝“が何者かによって盗まれるという衝撃の事件が起きたことを、11月11日、所属事務所が公表した。
今年は還暦を迎えた「氷室のメモリアルイヤー」
氷室といえば1981年に結成した人気ロックバンド「BO∅WY」の元ボーカルとしても知られる。
「88年にはバンドの解散公演からわずか3カ月後の7月にシングル『ANGEL』をリリースしてソロデビュー。以後、カリスマ的な人気を博してきました。しかし、2014年人気絶頂の中、『両耳の難聴が深刻化したため思うようなパフォーマンスができなくなった』として、ステージ上で『氷室京介を卒業する』と発表。そして、16年5月、東京ドームで行われた『LAST GIGS』を最後にライブ活動を無期限休止しました。現在は、自宅のあるロサンゼルスで音楽制作を続けています」(芸能デスク)
事件は今年還暦を迎えた氷室のメモリアルイヤーを飾る「氷室京介展 LX –揺るぎなき美学と挑戦-」(グランフロント大阪)の会場で起きた。
「9月から10月までの期間限定で、大阪で行われたこの展覧会は、氷室さんのアーティストとしての40年間の歴史を追うように、BO∅WY時代の氷室直筆の作詞原稿、ライブで着用した衣装や私物などが展示されていました。氷室さんが展覧会にいらっしゃることはなかったそうですが、コロナ禍でも熱狂的なファンが多く訪れ、大盛況でした」(会場関係者)
ところが、催しが終了して1カ月が経った11月11日、氷室の所属事務所がホームページ上に「氷室京介展における盗難被害のご報告及び皆様へ情報提供のお願い」と題する冒頭の文章がアップ、アクセサリー2点の「盗難被害」が公表されたのだ。