「亀と山P」の活動再開も?
また、ジャニーズが「(山下さんを)これまでと変わらず支援いただけると幸い」と表明しているのも追い風です。文字通りに受け取れば、ジャニーズの卒業生として現ジャニーズの面々とコラボしたり、時を止めたままの亀梨和也さんとのコンビ“亀と山P”の活動再開の可能性もあります。“亀と山P”の完成済みのアルバム「SI」の発売にも希望が持てるかもしれません。
最後に、山下さんより少し前にジャニーズを離れた“辞めジャニ”の先輩たちの現状を見てみましょう。
渋谷すばるさん(39・元関ジャニ∞・2018年末退所)は、その歌声を轟かせるべく音楽活動に注力。「二歳」「NEED」と2枚のアルバムを発表し、2021年には2度目のライブツアーも控えています。歌に邁進する姿を見せてくれるのは、もとより応援するファンにとって嬉しいところ。
錦戸亮さん(36・元関ジャニ∞・2019年退所)は、アルバム「NOMAD」を発表したほか、赤西仁さんと共に「N/A」名義での活動も開始しました。2020年には「MAYBELLINE NEW YORK」のジャパンブランドサポーターに就任し、マスカラのPRキャンペーンにも登場しています。演技に定評のある錦戸さんには、「映画やドラマで、役者としての亮ちゃんも見たい!」と望む声も多いので、今の状況をもどかしく思う人もいるようです。
手越祐也さん(33・元NEWS・2020年退所)は、登録者160万人超のYouTube「手越祐也チャンネル」で元気な姿を見せるほか、哀川翔さんとともに勤怠管理システム「ジョブカン」のCMにも登場。ジャニーズ時代に比べ、フレンドリーで身近さを感じさせる活動が増しています。
3人ともジャニーズ時代はグループに在籍しており、“ソロ”としての戦いはまだ始まったばかり。新しい活動スタイルを見て「そうそう、これが見たかった!」と喜ぶ人もいれば、「なんか、変わってしまったな」と距離をとる人もいます。彼らがどんな色合いの未来を描いていくのか、引き続き注視したいところです。
これから新たなスタイルを模索していくのは、山下さんも同じ。今後、海外に拠点を移すという山下さんにとって、“ジャニーズの~”といった冠を載せられることなく、素の名前だけで勝負できるのはむしろ望むところなはずです。
厳しくとも輝かしい道を切り拓いて、げに美しき“勝利の笑み”を見せてくれることを願ってやみません。