Q 仕事を受けるか否か。池上さんはどうやって決めていますか?
昨年、独立してフリーランスになりました。ありがたいことに、こまごましたお仕事をたくさんいただいており、正直すべての仕事を受けられる状況にはありません。池上さんは仕事を受けるか受けないか困ったとき、どのような線引きをしていらっしゃいますか?(30代・男性・フリーランス)
A フリーランスになると、フリーどころか、仕事なら何でも受けるようになり、かえって自由でなくなるとよく言われるだけに、仕事を断る状況に悩むのは、恵まれていると思います。
フリーになると、自己のブランド化を図ることが大切だと思います。何でもかんでも仕事を受け、「何でも屋」になることは、経済的にはいいことかも知れませんが、周囲から「あいつの専門は何なんだ」と言われかねません。また、自分の評判を落とすような仕事は、いくら報酬が高くても受けないことです。
「この仕事なら、あの人に頼むのが一番」という評判を築くこと。むずかしいことですが、長い目で見て、生き残るコツでしょう。
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