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「100人に1人の才能のなさと言われて」“街ディスり”の納言・薄幸が「やさぐれ」に辿り着くまで

「100人に1人の才能のなさと言われて」“街ディスり”の納言・薄幸が「やさぐれ」に辿り着くまで

納言・薄幸さんインタビュー#1

2020/12/06

genre : エンタメ, 芸能

――安部さんは以前、「童貞いじりの何が面白いのか分からない」ということを番組で話していて新しい感覚だなと思いました。

 ああ、なるほど。うーん……シンプルに嫌なだけだと思いますけどね、言われるのが。もう慣れたと思いますけど。

――その時は、それを笑いにされるのが納得いかなかったと。

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 そんなことも言ってましたね、生意気に。

©️文藝春秋

「童貞いじりはOK、処女いじりはNG」なぜ?

――処女いじりはダメで、童貞いじりは誰にもとがめられないというのは、確かに変なことです。

 そうですね。処女いじりはちょっと笑えない。それは思います。言われてみればそうですね。なんでなんでしょう。でも、ポップですよね、童貞って。処女は生々しい。リアルなんですよね。

――いじってるときの罪の意識の有無でしょうか。

 そうだと思います。

【続きを読む】「“街ディス”は下の句から考えます」納言・薄幸が考える「男女コンビ、女がネタを書く意味」

写真=深野未季/文藝春秋

「100人に1人の才能のなさと言われて」“街ディスり”の納言・薄幸が「やさぐれ」に辿り着くまで

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