スピード復帰は絶望的となったが今後のシナリオは?
もちろん『ガキ使』の収録の件など、番組のことについては彼らだけの問題ではないし、話せないこともあるとは思います。しかし、今回の会見はそもそも不倫騒動後、なんの会見も開くことなしに仕事復帰してよいのかという疑問の声が強くなったために開かれたもの。当然、番組の収録を行ったかどうかについて質問が集中するのは目に見えていたはず。そこを『僕の口から番組のことはしゃべれない』の一点張りで乗り切れると判断したのだったら、やっぱり見通しが甘かったということ」
渡部は会見で、今後の復帰時期について「未定」と話したが、前出のA氏は「むしろ今回の会見で復帰は絶望的になった」とみる。渡部がMCを務めていた情報番組「王様のブランチ」(TBS系)は、降板が決定。自粛前は、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)や「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)などに出演していたが、「地上波での復帰は当面難しいだろう」と語る。
「事務所側としては、この会見をもって禊は終了し、次は、仕事復帰と考えていたはずです。しかし、ここまで逆風が吹いてしまっては、テレビ局もオファーは出しにくくなってしまった。すでに収録済みとされる年末の『ガキ使』もこのままお蔵入りするのではないでしょうか。これでは、事務所側としても次の手がなく、正直時間が解決してくれるのを待つしかない。今や立場が逆転した相方の児嶋一哉(48)ら周りの芸人のサポートを受けつつ、復活のタイミングをじっくり探っていくのがベストでしょう」
会見では、妻の佐々木希(32)から「とにかく誠心誠意謝って、前に進みましょう」と言われたと明かした渡部。皮肉にも、復帰への道のりは会見によって後退してしまったようだ。