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外では紳士的だが、自宅では態度が豹変

 デートは自宅付近の公園やステーキハウスチェーンの「OUTBACK STEAKHOUSE」に繰りだしたという。まだ駆け出しの俳優で収入も少なかった小澤だが、デート代は全額支払い、2人で並んで歩く際には小澤が車道側を歩くなど、紳士的な態度を示していた。

 だが、自宅では態度が豹変したという。

交際当初、小澤が住んでいたマンション ©文藝春秋

「看護師の制服やスクール水着などA子にコスプレを求めたそうです。A子はそうした彼の要求にけなげに応じていました。それだけ彼が好きだったんだと思います。小澤は純粋なA子をイチから自分色に染めることができて、すごく満足していたそうです」(同前)

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小澤からのLINE(A子さんの親族提供)

 小澤は「JUNON」(2017年11月号)のインタビューで「好きな女性のタイプは犬みたいに甘えてきて、守ってあげたいって思える人」と答えている。だが、現実には無垢な女子高校生のA子さんに対し、一方的な欲望を吐き出すばかりだった。交際開始から半年もたつとA子さんにまるで“性奴隷”のような扱いをするようになったという。

油性ペンで体に卑猥な言葉で落書きされたことも

 小澤がA子さんに送ったLINEにも、《調教》《ご主人様》《ペット》といった生々しい言葉が残されていた。

《俺のこと好きなら自分から脱いでほしんだよね》

《えっちな従順なペットになるように調教するわ!》

《(裸の)写真送って えー、俺のペットじゃないのー? ご主人様の命令聞けないならペットじゃないよー》

《じゃあ絶対服従の動画撮るか》

小澤からのLINE(A子さんの親族提供)
小澤からのLINE(A子さんの親族提供)

「付き合い始めてから1年もすると、家では手錠やリードのついた首輪をつけられたままだったそうです。油性ペンで体に卑猥な言葉で落書きされたこともあるようです」(同前)

小澤がA子さんにコスプレをさせて散歩に出かけたという公園 ©文藝春秋

 A子さんが最後まで悩んだのが、性行為中の暴力だったという。親族、親友より提示された証拠写真でも、A子さんの腕や身体についた黒ずんだ痣がはっきりと確認できる。