文春オンライン

材料を並べるだけ…外出自粛中に魚料理デビュー「簡単レンチン蒸し」

2020/12/29

source : 提携メディア

genre : ライフ

note

 料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。冷凍食品にちょい足しするのも立派な自炊。簡単なことから始めてみませんか?


初めてでも簡単! 魚のレンチンきのこ蒸し

 早いものでもう12月、2020年が過ぎようとしています。

 今年は新型コロナの影響で、家での料理を始めた、再開した、回数が多くなった……という声を本当によく聞きました。そこで今回はあえて魚を使ったレシピを提案してみたいんです。

ADVERTISEMENT

 魚料理って、心理的なハードル高いんじゃないでしょうか? 私もそうでした。けっこう料理されていても「やったことない」「難しそう」「魚で食卓に上がるのは、お刺身ぐらい」という方、わりにいますね。

 けれど、切り身を使うと非常に便利かつ、手軽です。メインおかずを作る上で、魚の切り身ほどラクな食材もそうそうない、というのが私の持論。

 今回はレンジを使うので火も要らず、さらに包丁もほぼ使いません。主菜を考える上で、扱ったことのある素材が増えると、選択肢はより広がっていきます。「魚料理・はじめの一歩」にぜひともやってみてほしいレシピです。

〇魚のレンチンきのこ蒸し

 

■材料(2人前)

・魚の切り身:2切れ
※おすすめはブリ、サワラ。他にタラ、生ザケ(塩してないもの)など。1切れ80g~100g程度のもの

・好みのキノコ:150g程度
※あれば石づき(軸の先の硬いところ)を切り取り、食べやすい大きさに分けておく

A
酒:大さじ2
醤油:大さじ1
ナンプラー:大さじ1
ゴマ油:大さじ1

■作り方

 

 まず、深さのあるレンジOKのお皿にキノコを敷き詰めます。

 キノコは加熱すると小さくなるので、「ちょっと多いかな?」と思うぐらいをギュッと詰めてください。

 キノコは好みのもので構いませんが、マイタケ、エリンギ、ブナシメジのトリオがおすすめ。香りのよいマイタケ、食感に富むエリンギ、総合的にバランスのよいブナシメジ。いい組み合わせになるんです。この構成、お鍋のときなどもいいですよ。