1ページ目から読む
4/10ページ目

コロナ禍によって急加速した在宅勤務

 働き方改革の一環として声高に提唱されるも、なかなか定着してこなかった「在宅勤務」。しかし、緊急事態宣言の発令を受けて急遽テレワークの導入を進めた企業も多く、結果的に普及が急加速した。コロナ禍の長期化を見据え、収束後もテレワークを継続する企業が少なくないという。「ニューノーマル」と呼ばれる新たなワークスタイルの構築の萌芽と呼べる1年だった。

コロナ禍によって急加速した在宅勤務 ©iStock.com

 また、社会人だけでなく、学生たちも休校になった影響で在宅での学習を余儀なくされた。放課後NPOアフタースクールの調査によると、休校が長引き、ストレスを感じた小学生は64%もいたという結果が出たそうだ。

《文春オンラインではこんな記事を公開しました》

ADVERTISEMENT

テレワークに約9割が賛成 それでも1割は「在宅勤務」に反対する理由とは――アンケート結果発表

「馬鹿なのかな?」下っ端から順番にウェブ会議にログインしてエライ人を“お迎え”

“8カ月で新宿三井ビル約7棟分の空き室発生” それでもビルオーナーに危機感がないワケ