1ページ目から読む
3/10ページ目
外出先での検温も珍しくない光景に
これまでに紹介したマスク・手指消毒は、コロナ禍以前から着用・使用していたという人もいるだろう。しかし、外出先での検温は、新型コロナウイルス感染拡大以前は目にすることがなかったものだ。
サーモグラフィー式、赤外線式を中心に非接触型の体温計で体温を計測し、一定以上の数値だった人に制限を設けることで感染拡大を防止するのが検温の目的。ただし、無症状感染者がすり抜けてしまったり、解熱剤を使用すれば症状は隠せてしまったりするので、過度な信頼は禁物だという指摘もある。複数の対策を同時に講じることが大切だといえるだろう。
《文春オンラインではこんな記事を公開しました》
「どこに行っても入口で体温測定」「ハンドソープも完売」新型肺炎で“異常事態” 北京で何が起きているのか【現地レポート】