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大豆製品は摂り過ぎ注意、“〇〇フリー”には落とし穴が…「やってはいけない」食事4選

大豆製品は摂り過ぎ注意、“〇〇フリー”には落とし穴が…「やってはいけない」食事4選

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岡部友さんのこだわりFOODは?

 食材の質にこだわるだけでなく、専用調理器具も揃え、食べ方にも工夫を惜しまない岡部流の食事。長く食べ続けているルーティーンメニューとは。

■酵素玄米

 

 玄米に小豆と塩を加えて炊き、4日ほど保温状態を保ち、発酵させて作り上げる酵素玄米は、岡部さんにとって欠かせない主食。専用炊飯器を常備し、80gのおにぎりにしたものを毎日2個持ち歩き、空腹時に海苔を巻いて食べている。栄養価の高さと、発酵によって消化しやすく、胃腸の負担になりにくいのが利点。

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■醤油ひしお

 

 岡部さんが、食事に欠かせないものとして愛してやまないのが醤油ひしお。醤油に米麹を加えて発酵させた日本古来の発酵調味料で、岡部さんは数年前から造り足して使い続けている。これに肉や魚を一晩以上漬けておくと、たんぱく質を分解し、体内での消化を助けてくれる上に、味付けにも一役買ってくれる。

■にんじんジュース

 

 毎朝必ず飲んでいるのがにんじんジュース。小さめのにんじん8、9本とレモン3、4個をジューサーにかけて作る。低速ジューサーを使うことで、繊維質だけを取り除き、栄養素や酵素は極力そのまま抽出することができる。良質のカロテンやビタミンCはここで補充。お通じにもよく、欠かせないドリンク。

■ボーンブロス

 
 

 牛骨とセロリなどの野菜類をココナッツオイルで炒め、電気鍋で10時間煮込んで作る自家製ボーンブロス。長時間煮込むことで栄養素がしっかりと染み出し、“飲む美容液”として、アメリカなどでも注目を集めているという。腸管壁の傷ついた粘膜を回復させ、腸内環境を整えるために朝晩飲んでいる。良質の脂質が摂れるのもメリット。

■ローストビーフ

 
 

 

 牧草のみを食べて育ったグラスフェッドの熟成牛肉と、無農薬・無施肥の葉野菜を信頼できる店から取り寄せている。質の良い肉ほど固いので、低温調理器でローストビーフにして食べる。牛肉に含まれるたんぱく質は加熱すると固くなってしまうが、低温でじっくりと加熱すれば、固くならずにジューシーで柔らかい肉に仕上げることができるそう。

岡部友(おかべとも)
1985年、神奈川県生まれ。高校卒業後、アメリカで運動生理学と解剖学を学び、プロアスリートに指導できるスポーツトレーナーが保持するNSCA-CSCSの資格を取得。2016年、ヒップから美しくなる女性専用ボディメイクジム「Spice up Fitness」をオープン。分子栄養医学健康指導士の資格も取得。

text:Akiko Yoshikawa
photographs:Atsushi Hashimoto,iStock

大豆製品は摂り過ぎ注意、“〇〇フリー”には落とし穴が…「やってはいけない」食事4選

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