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テレワークは“感染防止策”にはならない…? 職場や飲食店での「冬のコロナ対策」大原則とは

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電車通勤しても本当に大丈夫?

 和田氏は職場での感染対策について、次のように語る。

「コロナの感染拡大が始まってから押し進められてきたテレワークですが、感染防止にどの程度貢献しているのかは正直分かりにくいところがあります。オフィスに電車や車で通い、手洗いをしてデスクにつき、多少の会議を挟みつつ、そんなに喋らずに仕事をする。その分には問題ありません。ですからテレワークはあくまで働き方改革を目的として、導入の議論なり、検討をしていくべきでしょう。仕事のパフォーマンスが下がったり、『あの人だけ自宅勤務が多い』という不満が出たりと、マイナス面が目立ってくるようなら、無理に取り入れる必要はないと私は思っています。

©iStock.com

 ただ、現在のように感染拡大が大規模になっている時期は、少しでも接触機会を減らすという意味で、期間限定で取り入れてみるのもいいかもしれません。とりあえずやってみて考える、というのもありですね」

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出典:「文藝春秋」1月号

 他にも和田氏が、空気乾燥とウイルス感染の関係性、他人への感染リスクが高まる「魔の4日間」などについて語った「最後は『マスク』『手洗い』『換気』しかない」全文は、「文藝春秋」1月号及び「文藝春秋 電子版」に掲載されている。

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最後は「マスク」「手洗い」「換気」しかない
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