昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2020/12/19

ネタに対して「これはちょっと違う」みたいに…

――コンビ結成のきっかけは?

井口 特に何かきっかけがあったわけではないんですが、どちらからともなくですね。当時は、僕は誰といてもツッコんで、「お、コンビじゃん」とか言われていたんですよ。でも、みんな高校を卒業したら就職したり、進学したりしていくじゃないですか、その時、こいつだけ何も進路決まってなかったんですよ。

河本 そうですね。働きたくなかったんで(笑)。

 

――消去法だったんですね(笑)。河本さんから井口さんに何か意見をぶつけるみたいなことはないんですか?

河本 昔はあったんですけど、さすがに自分ができなさ過ぎて。もう10年もやってると反論材料もないというか。ただ、どんなミスをしても井口から直接、怒られたことはないんですよね。あまりに井口が怒らな過ぎて、それに対して怒ったことがあるくらいです。

井口 いや、いまだにこいつは司令塔感、出すときありますからね。ネタに対して「これはちょっと違うだろ」みたいな意見ぶつけてきますよ。でも、「頼むからこのままやってくれ」ってお願いをして、それがドッカーンとウケたら何も言わずですよ。

――その時は、河本さんはどういうお気持ちなんですか?

河本 「あ、へぇー」っていう感じです。

井口 他人事かよ(笑)。今回の準決勝の時も、新しいくだりを入れた時もなんか言いたそうな雰囲気出していましたからね。危ないところでした。

朝まで飲んで仕事に来なかったりする時期があった

――お2人の絶妙な関係性がわかりますね(笑)。とても強い信頼関係で結ばれていると思いますが、解散を考えたりしたことはありますか?

 

井口 解散の危機というか、事務所をクビになりかけたことはありましたよ。こいつが家族と別居している時期があったんですが、生活がすごい荒れていて、朝まで飲んで仕事に来なかったりする時期があったんですよ。

 来たとしても、酒が残っている状態。芸人なんてどれだけ破天荒でも、それで、面白いんならいいんですよ。千鳥の大悟さんみたいに酒飲んで、ボカンボカン、ウケてくれるならいいんですけど。こいつは何もしないですからね。

河本 言っちゃダメなこと言うだけだから。