昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

ウエストランドはM-1決勝“爪痕残しそう”枠? 「今回何も残せなかったら、また潜らなきゃいけない。恐怖心はでかいです」

ウエストランドインタビュー#3

2020/12/19

 2013年に『笑っていいとも!』のレギュラーに抜擢されるも、何も残せなかったというウエストランドの2人。事務所からクビにされかけるという危機もあったが、周囲の芸人仲間からの「お前らは絶対におもしろいから」という言葉を心の支えにして、ついにM-1の決勝までたどり着いた。

 様々な危機を経て立つ舞台だけに、「期待よりも不安が大きい」という2人に、M-1決勝戦の展望と、今後の野望を語ってもらった。(全3回の3回目。#1#2を読む)

 

◆◆◆

ウエストランドは「爪痕残しそう」枠

――優勝の自信はどうですか?

井口 どうですかね。お笑い好きの有名人の方が1、2、3位を予想する“優勝3連単予想”の記事とか見ましたけど、3位までと「爪痕残しそう」枠があって、予想している5人の方みなさん、ウエストランドは「爪痕残しそう」枠でしたね。「爪痕枠ってなんなんだよ!」って思いましたね。

河本 全員でしたからね。すごかったですよ。

――昨年のぺこぱさんや、かつてのオードリー、南海キャンディーズのような枠なのでは?

井口 でも、その方々は2位、3位に入ってるんですよ。僕らは1、2、3位には入らないと思ってるけど、いい枠があるからアイツら入れとけみたいな感じなんじゃないですか。圧倒的に票は入ってないですが、大番狂わせしてやりたいですね。

――優勝賞金1000万円は半々で分ける感じですか?

井口 いやいや、99:1でしょう。10万、あげるわ(笑)。

河本 夢、なさすぎでしょ。

井口 それはもうしょうがない。M-1史上、屈指のワンマンチームなんだから。

河本 当日逃げ出すぞ。

井口 史上初、舞台でせり上がってきたら、1人だったなんて可能性もありますね、これは。失格にはなると思いますけど。爪痕ってそういうことじゃないよってなりますね(笑)。

 

当日は「僕たちらしく過ごすしかないですね」

――前代未聞のコンビになりますね(笑)。M-1当日はどんなスケジュールなんでしょうか?

井口 当日はM-1以外のスケジュールは何もないんで、ありがたいことに。入るのは昼過ぎとかで、そこから敗者復活を見てという流れになると思うんですけど。敗者復活にはウチの事務所の後輩のキュウも残っているんで、それは気にはなりますね。

河本 ファイナリストは知り合いがいっぱいいるんで、そこは過ごしやすいですね。

井口 いつもライブで一緒になってきた人たちが残っているんで。そういう意味ではすごい嬉しいですね。あとはみんながどういう感じなのか…。まぁ僕たちらしく過ごすしかないですね。ゆっくりして、練習して、本番はトップバッターのつもりでいくしかないですね。どうなるかわからないけど。