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8位「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系・2016年)

 4年前に放送された作品にもかかわらず、数々の名作を抑えて8位にランクインしたのは、新垣結衣と星野源主演の「逃げるは恥だが役に立つ」。「恋ダンス」と呼ばれるエンディングのダンスシーンはダンスを真似する視聴者が続出しました。また、主人公2人の恋路を視聴者が表現した「ムズキュン」や「やりがい搾取」という言葉など多くのブームを生みました。

 今年5月には、未公開シーンを含む「ムズキュン!特別編」が放送され、「逃げ恥」がTwitterの世界トレンド1位を獲得。相変わらずの人気を裏付けました。

「逃げるは恥だが役に立つ」主演の星野源と新垣結衣 ©︎時事通信社

「結婚観やジェンダーロールについて一から考えさせられるドラマでした。また恋するときの心の機微が丁寧に描かれていて、恋っていいなと思えるドラマでした」(42・女)

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「登場人物全員が個性的かついい人で内容も秀逸! 毎週楽しみに見てました」(57・女)

「同じ家に住む2人の関係が変わっていくのが面白い」(59・女)

「一見すると恋愛ドラマのようですが、女性がもつ宿命のような生きづらさや、女性としての様々な人生の選択や生き方を扱っていて、同じ女性として共感することが多かったです」(56・女)

「数年前なのに、結婚出産、年齢差、LGBTというテーマが全て入っていて、それをイマドキ、あるいはそれより先の考え方ですべてを認めている。すばらしいと思います」(45・女)

「ムズキュン、火曜日はハグの日といった後々にも残る流行語を生み出し、主演のお2人の可愛さやもどかしさに毎週待ちきれなかった素晴らしいドラマ」(43・女)

「考えるヒントにあふれている」(73・男)

「家事を労働と捉えているのにその出来が完璧過ぎだったり、恋愛に関しては幾つになっても嗜好が多様でもからっきし奥手だったり、様々なギャップを含んだ展開にはまりました」(55・女)

「人間の描き方がとてもうまく、いつ観ても物語の中に没頭してしまう」(45・男)

「とにかくガッキーの魅力に参りました」(59・男)

「平匡さんは、理想の夫」(49・女)