1位「おっさんずラブ」(テレ朝系・2016年、2018年、2019年)
堂々の1位は、2位以下に大差をつけた「おっさんずラブ」。田中圭、吉田鋼太郎らが出演し、男性同士の恋愛をコミカルに描いた同作。2016年12月31日深夜に、田中圭、吉田鋼太郎、落合モトキの出演で単発ドラマとして放送された後、2018年には全7回の連続ドラマとして放送されました。
同僚の春田(田中圭)に恋をする牧凌太役・林遣都の演技が圧倒的な人気を得ましたが、それだけではなく、吉田演じる黒澤武蔵のインスタグラム「武蔵の部屋」が実際の物語進行と連動して展開されるなど、視聴者の心をくすぐる数々の仕掛けが施された点も人気の一因です。深夜ドラマ枠で視聴率は1桁台でしたが、Twitterトレンドで毎週上位を独占するなど一大ブームに。
2019年には「おっさんずラブ-in the sky-」がシーズン2として放送され、キャストや設定が大きく変更されるなど話題を呼びました。
圧倒的な票数を集めたのは2018年版。次いで2019年版に票が集まりました。それぞれのコメントを紹介します。
■2018年版
「ドラマの良さは視聴率では測れない、という事実をこれでもかと示した最高傑作。土曜の深夜、7話完結、平均視聴率4.0%。これまでの名作ドラマではありえない。がしかし、その人気は凄まじく、2018年の社会現象と言われ、SNSでの盛り上がりは2年以上たった今でも驚くほど健在」(53・女)
「色々画期的なドラマだった。はじめは吉田鋼太郎の怪演と田中圭のかわいらしい受け身演技をおもしろ半分に観始めたが、林遣都の好演も光り、最後はピュアな純愛物語を見たような多幸感に包まれてビックリした。普段、人にドラマなどすすめないが、この作品だけはすすめました」(35・女)
「全7話どの回を見ても楽しく予告を見て次回まで待ち遠しかった。男同士の恋愛でも、純粋に人を愛することの素晴しさを知った」(51・男)
「コメディーもラブロマンスに変えてしまう林遣都の演技に引き込まれた。出演者も茶化さずに真摯にいてくれたおかげで、今でも東京の何処かにいるのではないのかと思う位のリアリティがあった」(46・女)
「第6話から最終回までのいわゆる『地獄の1週間』は本当に食欲も無くなり、痩せました。そして最終回の後は、しばらく幸せオーラが出ていて、周りから『最近きれいになったね』といわれるほどでした。実生活にこれほど影響を与えるドラマにはもう出会えないと思います」(49・女)
「一挙放送で、ハマってしまい毎日毎日300回近く見ました。その後の劇場版なども30回近く映画館に通った記念のドラマです」(63・女)
「牧凌太くんの幸せだけを願ってやまない日々を送り、生まれて初めてドラマの中の登場人物を思い、1週間毎に悲しみ、最終回後は歓喜の涙を流した。2年が過ぎた今でも変わらずに幸せを祈り続ける自分にビックリしている」(51・女)
「テレビドラマ史上もっとも好きな作品」(80・女)
「恋愛ドラマの金字塔。このドラマほどピュアに不器用に恋する大人を、コメディを盛り込みつつも切なく描いた作品は他にない」(53・女)
「こんなにドラマに心打たれたことはない。作り物だなんて思えなかった。それくらい、台本を超えて春田と牧はそこに生きていたし、心から惹かれ合っていた。ドラマじゃなくドキュメンタリーだと言いたい」(41・女)
「放送から2年経っても春田と牧の幸せを願って止まないファンたちが沢山いる」(45・女)
■2019年版
「男性同士のコメディラブドラマという印象だった単発と2018年版を経て、しっかりと傷つき、もがきながらも自分自身の愛と向き合うといったリアルなラブストーリーに変貌していたのが今作」(43・女)
「登場人物のリアルで繊細な感情がひしひしと伝わるドラマ。切なさがなんとも言えず好き」(42・女)
「とにかく毎週ドキドキしたし、田中圭と千葉雄大のお似合いっぷりがたまらなかった」(27・女)
「結末は納得していないけど、面白かった」(40・女)
「LGBTの人も悩まずに普通に仕事や恋愛をしていて、あたたかい世界。父と娘が同じ男を取り合う設定がスゴイ」(50・女)
2020年 映画・ドラマ部門 BEST5
1位:ドラマ「M」最終回 小室哲哉は「あなた」、浜崎あゆみは「君」……90年代ギャルにアユの歌詞がウケた理由
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4位:【自分史上最高ドラマ トップ10】「おっさんずラブ」堂々1位! 半沢、JIN、北の国、あまちゃんが肉迫
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