4位「あまちゃん」(NHK・2013年)
4位は、ヒロイン・天野アキ(のん)の口癖「じぇじぇじぇ」がその年の流行語大賞を受賞したNHK連続テレビ小説の「あまちゃん」。宮藤官九郎脚本のオリジナルストーリーで、全期間の平均視聴率は関東地区で20.6%を記録し、その後の朝ドラブームの先駆けとなりました。のんは本作で一気に全国区の人気となりました。舞台の岩手県久慈市には放送開始以降多くの観光客がつめかけ、東日本大震災で被災した岩手県の経済に大きな効果をもたらした点にも注目が集まりました。
「主演、脚本、共演者、演出、音楽、ロケーション、総てが見事に融合した奇蹟的大傑作ドラマ。NHKの朝ドラの最高傑作という枠を超えて、日本のテレビドラマの最高峰」(53・男)
「復興は遠く、風化は進み、心細い空気だった東北の朝を笑顔にしてくれた特別なドラマ。能年玲奈さん演じるヒロイン・アキのけた外れのキュートさ」(52・男)
「震災後、思い切り笑ったり泣いたりすることのなかった私の心を浄化してくれたドラマ。日本人の心に深い傷跡を残した未曾有の厄災にテレビドラマとして挑み、大きな成果を上げた金字塔的存在」(57・男)
「国民的ドラマで流行語も生まれて、『○○ロス』という言葉までできて、そんなドラマほかにない」(44・男)
「基本的に悪人が出てこない。震災の描き方が秀逸。それぞれのキャラクターが素晴らしい。あたかも今も岩手に登場人物が暮らしているかのようだ。コメディ的な部分も大きいが、感動的でもある」(58・男)
「人生で一番はまったドラマです。第1回目の最初の5分ではまりました」(51・男)
「当時リアルで見た数千万人の人が『あま絵』(編集部注:ファンが登場人物やドラマの感想を描いたイラスト)付きのツイッターや、『あさイチ』での朝ドラ受け、夜のラジオ番組でも盛り上がり、年末の紅白にも特別版として157話が放送されるなど日本中があまちゃん一色になるほどのドラマでした。私の中でも色んな沢山のシーンが自分の人生と一緒に織り込まれるように残ってしまっている忘れられないドラマになりました」(70・男)
「見ているだけで元気が出て来る。音楽が素晴らしい。何度見ても面白い。能年玲奈がかわいい」(66・男)
「震災間もない日本を元気づけてくれたドラマ、能年玲奈のキラキラ輝く演技に毎朝釘付けでした。生涯今のところダントツの素晴らしいドラマです」(63・女)
「もう天野アキちゃんこと能年玲奈ちゃんの当たり役、はまり役具合がすごい。あまちゃん なくして朝ドラは語れません。何もかも素晴らしかった!」(52・女)