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■3月18日(水)THE JUNEI HOTEL 京都(京都市東山区)

https://www.juneihotel.com/kyoto/

 

 スモールラグジュアリーホテルと京都は親和性が高い。ホテルのハードそのものには古都ならではの制約も多いが、街並みそのものが景色であるし、自然を味方にしたロケーションにも事欠かない。このホテルは竹をランドスケープとして建てられ、デザイン性に優れた竹の伝統工芸品が内装や客室など至る所に設えられている。

 

 隠し扉の先にある檜のお風呂が印象的なその名もバンブースウィートは、贅沢にとった驚きのバスルームがポイント。内風呂もまた京風情に溢れている。

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■4月1日(水)ホテル ココ・グラン高崎(群馬県高崎市)

http://www.cocogrand.co.jp/takasaki/

 

 約8年前の開業当初からリピートしているお気に入りホテルへの定期的なステイ。開業直後より拙著をはじめ、テレビやラジオ、雑誌ほか各種メディアから情報発信してきたホテルで、評論家としてのキャリアと共にあったホテルといっても過言ではない。とはいえ、メディアでどう紹介しようがそれはきっかけでしかなく、結局は利用したゲストの声が全てだ。

 

 ブランドアイデンティティーとしてカラースキームなどに重点を置いているようなホテルはよくみかけるが、全体の雰囲気がブランドアイデンティティーとなりオーラを醸し出しているホテルに出会うと未知の扉を開けるような期待感を覚える。今回も納得のステイとなった。

■4月4日(土)立川ワシントンホテル(東京都立川市)

https://www.tachikawa-wh.com/

 

“STAY HOME”が合言葉の渦中、テレワークで可能な仕事に従事していることに改めて感謝しつつ、大量の仕事を持ち込んで2泊のビジネスホテルステイを決めた。大きなデスクとデスクワーク向きビジネスチェア、大きなデスクスタンドも完備している部屋をリザーブ。

 

 パソコンや周辺機器は当然として、至極個人的な話で恐縮だがテレビをつけながらでないと仕事ができないタイプ。今回は、小型のブルーレイプレイヤーと録りためたディクスもバックに忍ばせた。ホテル周辺にはコンビニエンスストアやスーパーマーケット、駅ビルもあり部屋食の買い出しにも困らない。

※2020年4月7日、7都府県に緊急事態宣言が発令されたため、4月はこちらで終了です。

2020年泊まってよかったホテル&旅館50(2020年5月~8月編)へ続く

写真=瀧澤信秋