文春オンライン

「モラトリアムがなくなってる」AVデビューした現役早大生(20)が“優等生”をやめたワケ

渡辺まおさんインタビュー #2

note

マッチングアプリで“経験値”を積んだ

――奥が深い……。ちなみに、恋愛もあまりしてこなかったとのことですが、セックスに本格的に触れたのはいつ頃ですか。

渡辺 上京してマッチングアプリを始めた頃ですね。2ヶ月くらいやり込んだ時期があって、家にほとんど帰っていなかったんです(笑)。1回会うとそれで満足しちゃうタイプだったので、すぐ連絡を取らなくなったりというのも多かったんですけど。20〜30人くらいに会ったと思います。そこでセックスの経験はかなりつきました。

――同世代は結構アプリをやっているものなのですか?

ADVERTISEMENT

渡辺 やってる友達は意外と多いです。本気で出会いを探しているかは別として、ライトな感覚で何となく登録してるという人はかなりいます。アプリで友達を見かけたりすることもありますね。

――ちなみに、渡辺さんの「主戦場」となったアプリは?

渡辺 『Tinder』ですかね。大学や界隈が離れた人とも知り合えるのがおもしろかったです。あとは、やたら胡散臭い大人に会えるアプリもありました(笑)。それで「この人危ないな」っていう人を見抜く力が付いたかもしれない。職業柄、マッチングアプリに関しては友達にめっちゃ相談されます。

――「この人どう思う?」とか。

渡辺 そうですね。あと、「こう言われたんだけどなんて返信したらいい?」とか。

「本数売れないと生き残れない世界」デビューしてからの悩み

ーーデビューしてから悩んだことはありました?

渡辺 常に模索しています。数字にこだわりすぎるのは良くないけど、本数売れないと生き残れない世界なので、どこに重点を置くべきかは悩みますね……。そのバランスが難しいです。ただファンがあっての自分だとは思うので、ファンを一番に考えるようにしています。飾らない、ありのままの渡辺まおを見せるように気をつけています。自分らしい生き方を見てくれるファンが増えたら嬉しいです。