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2021/02/04

「鼻マスクで試験失格」の直後に…二階幹事長

 NHK『クローズアップ現代』内でコロナ対策の不備について聞かれ、「いちいちそんな、ケチをつけるものじゃない」と言い放った二階俊博自民党幹事長。   

 政権のコロナ対策にも大きな影響力を持ち、GoToトラベルキャンペーンを推進した、全国旅行業協会の会長を長年務める「観光業界のドン」でもある。また昨年末には、政府が5人以上の会食を控えるよう呼び掛けている最中にもかかわらず、菅首相を呼び出して8人で会食した“ステーキ会食”も話題となった。 

二階俊博幹事長。2021年1月20日、衆院本会議にて ©AFLO

 写真は今年1月の国会でのショット。共通テストでの「鼻出しマスクで失格事件」が直後にもかかわらず、まったく気にする様子のない胆力には驚くばかりだ。  

「鼻出しマスク」、二階事務所の回答

 なお、「鼻出しマスク」に対する二階事務所の見解はこうだ。 

「ご質問の場面は把握しておりませんので回答する立場にありません。なお、マスコミの皆さんもご質問のようなマスクの着用をされる方も散見されます。取材中など長時間のマスク着用で蒸れたり、不快を感じることもありますので、四六時中マスクを着用しているのは無理なことだと思います。 

 適宜、他人との距離など周囲の状況を見て、飛沫防止に努めながら、皆が苦しい思いをしている、このコロナの状況をお互い気遣いながら切り抜けてまいりましょう」 

 ちなみに、本稿で紹介した菅総理、加藤官房長官、麻生副総理にも、「鼻出しマスク姿」についての見解を聞いているのだが、期限までに回答があったのは二階氏の事務所だけだった。 

 もちろん四六時中どんな時でもマスクを外すな、と言いたいわけではない。普段の生活であれば、ソーシャルディスタンスなどの対策を取っていれば十分だろう。だが、彼らは新型コロナ対策に責任を持つ政治家である。そんな彼らのマスク軽視の姿が国民の目にどう映っていたかは言うまでもない。

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