髪をカールさせるときに「左右対称」にするコツ
先述したように、左右を同じように整形しても左右対称にはなりません。つむじが時計回りの人の場合、内巻きにしたい時にピョンっとハネやすいのは、右側です。
左側の毛流れは前(顔)に向かってくるため、自然と内巻きの方向を向きやすいのに対して、右側は後ろに向かっているため、顔に向かって内巻きを作りたいのに、毛先が正面を向いてしまいます。
では、ハネてしまう右側の毛流れはどうすればいいのか。髪を整形する際に、内巻きになって欲しい一番いい位置でカールを作ると、後ろ向きの毛流れで毛先は正面を向いてしまいます。なので、一番いい位置よりも後ろに引き出して、後ろ向きのカールを作ってみましょう。すると、下りた時に丁度いい位置の内巻きカールになりやすいです。
「前を向いて毛先がピョンっとなる」のを前提として、「もっと後ろからピョンっとさせてベストポジションに持ってくる」そんなイメージです。このやり方は手ぐしやブローするときにも、コテで巻くのにも有効です。
左右対称のヘアスタイルを作る際、実は髪のウェーブ具合も重要になってくるのですが、今回の本題からは少し逸れるため、ウェーブについてはこちらをご参照ください。
正確にカットされていないと、頑張っても上手くいかない
ブローやコテを上手に使うことができても、カットがちゃんとされていないと整形は上手くいきません。髪の毛は1ヶ月に約1cm伸びています。特に肩に掛からないぐらいまでの長さのカットの場合、2~3ヶ月経つと見た目も含めて状態が変わってしまいやすいです。
どう頑張っても上手くいかないと感じたら、美容師さんにカットしてもらいましょう。