■PlayStation 2 約45%
発売日:2000年3月4日
発売時の希望小売価格:3万9800円
初代の成功を受けて発売された2世代目。初代PlayStationとの互換性や、DVDプレーヤーとしての性能も兼ね備えがゲーム機史上最も売れたゲーム機(1億5500万台)として名前をはせる大ヒット商品になり、次のPlayStation 3が発売された後も息の長いロングセラーになりました。
◆◆◆
「一番バランスの取れているハードだと思います。PS1だとハードの性能の限界による制約も多い。PS3以降になるとゲーム自体の製作費も膨大になってしまう為確実に売れるものしか出せなくなっていく。その中間に位置する言わば色んな意味での『丁度よさ』がPS2にはあります」(男性・38)
「それまでのカートリッジ式やCDではなくDVDを使用することで、映像や、作品に音声が当たり前のように入るようになり、ゲームを子供のおもちゃから、エンターテイメントに昇華させた名機だと思います」(男性・46)
「規格が一気に上がり、PlayStationのゲームをプレイできるという親切さ。DVDも再生できるようになったのは相当大きい。DVDレコーダーの購入を迷っていたが、これで解決した。映像レベルもPlayStationから格段に上がった。申し分のないできで、いまだにプレイしても十分楽しめる」(男性・27)
「やっぱりDVD再生できるのがうれしかった! PSのおかげでDVDやブルーレイが売れたといって過言ではないのでは?」(男性・39)
「ゲームらしいチープな画質も残しつつ、ゲームの中でできることが増えて、いいバランスだった。PS3以降はグラフィックの比重が増えて、ゲームというよりマーベル作品を見ているような感じがして、いまいち楽しめなかったから」(男性・41)
「そんなに高価ではなく、性能もとても良かった。コスパはこの2が一番だと思う。ただし、セーブ用の別販売のカードのブロック容量が少なく、10枚以上買って使い回していた。ゲーム以外の使い道もとても良かった」(男性・56)
「PS1からPS2への外観やサイズの進化に未来を感じた」(男性・45)
「やっぱりなが~く遊んだのはPS2。読み込みも早くなったし、飛躍的にグラフィックが綺麗になった」(女性・40)
「USB端子がキーボードやUSBマイクを利用できるのでゲームの使い方が一気に広がった」(女性・28)
「結局ファイナルファンタジーXをリリースして、鮮やかなムービーシーンを観ることが出来たのはPS2の性能のおかげ」(男性・55)
「ゲームの自由度が格段に上がったことで多種多様な作品が生まれたこと。今は他のハードに移ったけど基礎はPS2で培われた作品は多いと思う」(女性・35)
「あのフォルム、縦置きに驚いた。この時点で、ハードとして十分に満足できるものだった」(男性・44)
「PS2がとてもインパクトのある世代で、予約が殺到してサイトが落ちたりと購入するまでもそして購入してからも、いちばん思い出に残っているハード」(女性・35)
「リリースされたタイトルも含め、個人的に思い出深いのはPS2。新しいハードが出るたびにグラフィック等は劇的に進化していくが、その中でもPSからPS2への進化というのは、衝撃的だった。今にして改めて振り返れば粗いグラフィックだが、初めて触れた当時は『何だこれは、実写か?』と思ったほど」(男性・29)
「セガや任天堂とのハード戦争で一時的にでも完全に駆逐するほど優良なゲームが多かった。DVDを普及させたというのも大きいと思う」(男性・48)