確かに、プリーツマスクは、顔の大きさや骨格、耳の位置などでフィット感が大きく変わるため、正しく着用するのが難しい面がある。また、1本目のプリーツまでの距離、プリーツの間隔などで見え方もずいぶん変わる。
さらには、女性にとっては、一般的な幅17.5センチのマスクが大きすぎる場合もあり、プリーツマスクのフォルムについては、改良の余地と伸びしろがまだまだあるという印象だ。
とはいえ、台湾のマスクの先進性を垣間見れば、もはやウレタンマスクの可否を論じているフェーズではないことがわかってもらえるだろう。
台湾では、コロナ禍で着用するマスクが“メディカル”であるのは当たり前。そこが揺らいでは、防疫アイテムとして意味がないからだ。
そのうえで、シュッとした見た目を求めるなら、色柄展開も増加中の立体のメディカルマスクを。ファッション性を求めるなら、色も柄も季節感も選び放題のプリーツタイプのメディカルマスクを着ける。また、呼吸がラク、肌あたりがやさしいなど、着用感の部分でも選択肢は多い。
日本でも、こんなふうに防疫効果のあるマスクの選択肢が多ければ、マスクをめぐる不満やいさかいが減っていくのではないだろうか。日本でも買える台湾製マスクを選択肢に入れ、前向きな気持ちで防疫生活を送ってもらいたいと願う。
キュートなフローラル柄も! 日本でも買えるAirlloマスクをチェック
Airlloマスクは個包装。裏面の指紋マークに指をかけて接合部を破っていくと、パッケージをマスクケースとして活用できる仕様。これも資源を無駄にしないための工夫、環境への配慮から生まれたアイデアだ。
2020年末には、プリントシリーズを発売。ヨーロッパのデザイナーによるフローラル柄は、全4種。いずれも食品用レベルのインクを使用しているので、安心して着けられる。
これはもう奇跡! 即完売続きの幻のマスク・CSDが日本なら手に入る!
カラーメディカルマスクの草分けとして、他の追随を許さない人気を誇るCSDマスク。自由販売が始まって8か月が経つものの、未だ生産量に限りがあるため、販売は限定的。ネット上には「永遠に買える気がしない」との嘆き節が今もあふれている。