1ページ目から読む
7/8ページ目

 2020年9月のレポート後の大きなトピックとしては、国慶節、ブルガリとのコラボレーション(共に非売品)が注目を集めたほか、台湾の映画賞・金馬賞とのコラボマスクの予約販売時、全土のファミリーマートでファミポートが数時間にわたりダウン。その熱狂的人気を報じるニュースは尽きない。

 2021年8月に予定されている新工場稼働まで即完売が続くと目されるなか、日本のマスク愛好家には一筋の光明がある。CSD は2020年10月下旬、代理店のカタセにより日本進出を果たしており、高機能カラー不織布マスクとして一部商品を日本国内で取り扱っているのだ。ロフトでの先行販売からはじまり、楽天、ヤフー、Amazon内の直営サイト、東急ハンズ、大手ドラッグストアと販路を拡大中だ。

 数多のマスクを収集してきた筆者の実感として、CSDマスクの着け心地は格別と断言する。バイカラーマスクは少々厚手といえるかもしれないが、肌あたりは非常にやさしく、フィット感も上々。2芯型のノーズワイヤーもしなやかに曲がる。この着用感こそがCSDが医療消耗品大手である証であり、真骨頂といえるだろう。

 CSDらしいビビッドカラーが目を引くバイカラーマスクは「MACCESARY(マクセサリー)」シリーズとして、3種類を展開。普段使いに向く淡色系は「カラーマスク」として4色を発売している。

ADVERTISEMENT

「CSDバイカラーマスク MACCESARY(マクセサリー)」ブラック×ターコイズ 5枚入り 440円(税込)。
「CSDカラーマスク」5枚入り 各385円(税込)。こちらは全4色。
マスクをファッションアイテムに昇華させた立役者・謝金燕。ブリントマスクの進化は、このレース柄から始まった。
「CSDカラーマスク」限定レース柄 10枚入り 1,980円(税込)。

 直営サイト限定で、著名アーティストの謝金燕(ジェニー・シエ)とのコラボによるレースマスクも発売。本物のレースとみまがうほどの精巧なプリント技術に驚かされる。世界的に最もコピーされたデザインのひとつゆえ、類似品には要注意(台湾で表示上は非メディカルマスクとして販売)。

台湾発のグローバル通販サイトPinkoiで話題沸騰の美マスクをゲット

「wutsangmd 牡丹」5枚入 390円(税込)、50枚入(1箱) 3,860円(税込)。

 アジア最大級のグローバル通販サイトPinkoi(ピンコイ)。台湾をはじめとした世界中の文房具、ファッション、アクセサリー、雑貨等が購入できるマーケットプレイスで、ここ1年は、台湾ロスを感じている人々の救世主的存在ともなっている。