昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/02/26

source : 文藝春秋 digital

genre : ニュース, 社会

「雅子自身もいろいろ海外での経験もあります」という陛下のお言葉

 陛下は2019年の誕生日会見で雅子さまのご活動について、「雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし、このグローバル化の時代にあって、国際的な取組など本人だからできるような取組というのが、今後出てくると思います。今具体的にどういうものかということは、お答えできないのですけれども、先ほども申し上げましたとおり、本人も一生懸命努力をしながら快復に努めておりますので、何かいい取組に将来出会うことができれば、私も大変うれしく思います」と述べられている。

2020年、天皇陛下お誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 もしかすると、オンラインを活用した取組によって、外国の王族らと国際的な連帯を深められるきっかけにもなるかもしれない。陛下のオンライン会合は、雅子さまにとっての“助走”にもなるのではないかと思えてくる。

海外ご訪問でお召しになったノーブルな“ファー付き”ロングコート

 90年代の雅子さまの写真を振り返って拝見していると、海外ご訪問に際して雅子さまが選ばれたお召し物はとても美しい。たとえば1999年12月のベルギーご訪問では、袖口と襟にファーをあしらったノーブルなネイビーのロングコートに、ブラックのパンプスを颯爽と合わせられていて、素敵だった。

2002年12月11日、ニュージーランド、オーストラリア公式訪問に出発される天皇皇后両陛下 ©getty

 愛子さまご誕生翌年の2002年12月、ニュージーランド、オーストラリア公式訪問に出発される際も同じコートをお召しになっている。雅子さまはご訪問を前にした記者会見で、長年抱えられていた心情を吐露された。

2002年12月、記者会見に臨まれる雅子さま 宮内庁提供

「今回公式の訪問としては8年ぶりということになりまして、ニュージーランドとオーストラリアを訪問させていただくことができることになり、大変うれしくまた楽しみにしております」

「外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は、正直申しまして私自身その状況に適応することになかなか大きな努力が要ったということがございます」