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◆村田兆治、大魔神、牛島「フォークの達人のフォーク」

右から、牛島和彦さん、村田兆治さん、佐々木主浩さんの「フォーク」(やくみつる氏提供)

「右から、牛島和彦さん、村田兆治さん、佐々木主浩さんのサイン入りフォークです。NHKでフォークの使い手を集めた番組を収録した際に、番組スタッフにフォークを3本託してサインしてもらいました。ただ、村田さんだけは『○○のフォーク』と書かれていない。スタッフに聞くと『村田さんは遠慮されました』とストレートに返されました」

◆遠藤一彦の“黄金のフォーク”

遠藤の「フォーク」はほかのフォークの倍以上のサイズ(やくみつる氏提供)

「横浜大洋ホエールズファンだった私にとって、80年代にエースとしてチームを引っ張った遠藤さんは“神”のような存在です。それまではサラダを取り分けるための木製のフォークを100円ショップで買っていたんです。遠藤さんの時は浅草のかっぱ橋まで行って、サインしやすいフォークを探したのですが、良いのが見つからなかった。苦し紛れにレストランの店頭に飾られていた特大の真鍮製フォークのオブジェを店主に渋々譲ってもらったのです。これで大丈夫かなと思っていましたが、実際にサインしてもらったらとても映える。結果オーライでした」

◆ボクシング亀田父に投げつけた“伝説のしつけ糸”

亀田史郎に投げつけたしつけ糸。「よく見ると金”亀”印ですがこれは偶然です」(やく氏)

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「2006年8月、当時世間を大いに賑わせていたボクシングの亀田興毅選手を私がどうにも好きになれなかった時、朝の情報番組で亀田選手のお父さんの史郎さんと共演しました。その際に『これで亀縛っとき』と亀田パパに投げつけたしつけ糸がこれです。なんと偶然にも金亀印のものなんです。これはまさに奇跡。批判と称賛が入り混じり、テレ朝史上最多の電話が局に集まったと言われています。詳しく知りたい人はネットで『やくみつる 亀田』と検索してみて下さい」