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秋篠宮は「いや、それはないでしょう」ときっぱり

 次の“流出事件”は、「週刊朝日」(2020年12月18日号)に掲載された皇室ジャーナリストの友納尚子氏による「雅子さまと愛子さまの絆」という記事だ。11月20日の秋篠宮の誕生日会見の後に行われた、秋篠宮とのオフレコ懇談会での様子が掲載された。

2017年、眞子さまと小室圭さんの婚約内定会見 ©JMPA

〈記者が、高円宮家の三女守谷絢子さんの夫、慧さんが新嘗祭に出席されたことについて、秋篠宮に質問すると、「彼はとても熱心ですからね」と述べられたという。すかさず記者が、「来年はもう一人の圭さんもご一緒になりますね」と探りを入れた。秋篠宮は「いや、それはないでしょう」ときっぱり話された。そのご様子を紀子妃は、実に複雑なご表情でご覧になっていたという〉

 皇室ジャーナリストが解説する。

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「オフレコ懇談会の内容はいわずもがなですが、そもそも皇族と宮内記者との間で、オフレコ懇談会なるものが持たれているということ自体、明らかにしてはならないというルールが宮内記者会と宮内庁の間にあるのです。過去には雑誌の対談企画でオフレコ懇談会があることを実名で話した記者がペナルティを受け、クラブを“出禁”になったこともあります」

2月19日に行われた天皇の誕生日に際した会見(宮内庁提供)

 さらには、今年2月19日に行われた天皇の誕生日に際した記者会見についても、天皇誕生日である2月23日の3日前の20日に、〈独自に入手した〉として、「週刊女性PRIME」に会見内容が掲載された。この会見については、記者会が宮内庁に事前に提出する質問事項に、眞子さまの結婚問題に関するものが含まれていたことから、天皇がどのように答えるのか注目が集まっていた。同サイトはフライングでこう報じた。

〈陛下は“国民の間でさまざまな意見があることは承知している”と前置きした後、秋篠宮さまが再三おっしゃられているように“多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っている”といった主旨のおことばを述べられました。ということは、秋篠宮さまが認められるのであれば、眞子さまと小室さんのご結婚を“認める”という意味合いだと、その場にいた記者や関係者たちは理解したのです〉

眞子さま 2020年10月(宮内庁提供)

 このように昨秋以降、眞子さまの結婚問題に関連する行事や会見に関して「取材合戦」が激化している。前出・山下氏はこの状況について「今回の件も含め、“ご結婚問題”が長引いていることで、眞子内親王殿下の一挙一動に注目が集まっていることの裏返しとも言えるでしょう」と解説する。

 今年の7月には、ニューヨーク州の司法試験が行われ、その結果次第では小室圭さんは帰国するのではないかと言われている。いまだ平行線をたどる結婚問題。眞子さまの思いが実る日は来るのだろうか。