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テニプリ、黒バス、ハイキュー!!、空手バカ一代が“強豪野球勢”あぶさん、MAJOR、ROOKIESに挑む《「自分史上最高のスポーツ漫画」ベスト30発表》

テニプリ、黒バス、ハイキュー!!、空手バカ一代が“強豪野球勢”あぶさん、MAJOR、ROOKIESに挑む《「自分史上最高のスポーツ漫画」ベスト30発表》

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14位「はじめの一歩」(森川ジョージ、1989~連載中)

14位「はじめの一歩」(森川ジョージ、1989~連載中)

 14位は現在も連載中のボクシング漫画です。国内屈指のパンチ力を誇るプロボクサー・幕之内一歩の成長物語を軸に、登場人物が丁寧に描写されていることが特徴の作品。一歩はその後、パンチドランカーとなり現役を退きますが、ファンの間では再起を期待する声も。「あしたのジョー」に影響を受けた作品であることを作者の森川もインタビューで語っています。2000年から2014年まで、断続的にテレビアニメ化もされています。

「最近ありがちな超人的な登場人物ではないので、身近に感じる」(男性・45)

「ボクシングの描写が良い」(男性・34)

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「主人公がいじめから立ち上がり、強くなる展開は必見。しかも、世界チャンピオンになるのですから胸アツです。彼の頑張りを心から応援したくなります」(男性・33)

「『あしたのジョー』と同じくボクシング漫画でライバル達との試合には毎回熱くさせられる。多少コミカルな場面も楽しい」(男性・50)

「内気ないじめられっ子が、強く成長していく展開が良かった。青木・木村といったサブキャラにも、熱いドラマがある点も良いですね」(男性・50)

「『まだ、僕は出し切っていない』と諦めずに立ち上がってゆくシーンには胸が熱くなりました。いじめられっ子がボクシングのチャンピオンに成長する王道の少年漫画。内藤大助がチャンピオンになった時には『リアル一歩』って呼ばれましたっけ」(女性・62)

「長寿マンガの代表」(男性・55)

13位「YAWARA!」(浦沢直樹、1986~1993)

13位「YAWARA!」(浦沢直樹、1986~1993)

 五輪で2度金メダルを獲得した田村亮子(現・谷亮子)選手の愛称「ヤワラちゃん」の元になった作品です。「普通の女の子になりたい」と願う柔道の天才少女・猪熊柔は、師でもある祖父・滋悟郎の策略などにより、葛藤を抱えながらも日本の柔道界を担う逸材として成長していきます。アニメ版は1989年から日本テレビ系列で放送されました。同年、浅香唯主演の劇場映画も公開されています。

「今までの柔道漫画のイメージを覆して女子にも人気になった。かわいい女の子が自分よりも強い相手や男性まで投げてしまう強さは誰でもあこがれる」(男性・44)

「恋と強さ、キュンとする要素満載の面白さがあった」(女性・41)

「柔道も恋も頑張るヤワラちゃん、周りの人との関係も見てて楽しめた。なんと言ってもイヤイヤでやってた柔道でオリンピックに行くことが素晴らしい」(女性・47)

「『柔能く剛を制す』をわかりやすく示した漫画。様々なキャラクターが懸命に奮闘する姿が面白く且つ清々しい」(女性・41)

「強くなっていく柔もカッコいいし、おじいちゃんのキャラクターがユーモアがあって面白い」(女性・36)

「田村亮子さんが本当に柔道が強くて可愛らしくて漫画とリンクしていました。アニメから入りました。声優さんの声も合ってました」(女性・50)

「スポーツ漫画ではあるので柔道の試合中は息をつかせぬ展開で迫力ある画面なんだけれども、メインは柔が松田と出会ってから両思いになるまでのラブストーリーだと思っている」(女性・49)

「言わずもがな。こんなに魅力的な女の子が主人公のスポーツ漫画は、後にも先にもありません。可愛い。とにかく柔ちゃんが可愛いのです。アニメの主題歌も最高。ありがとう浦沢直樹」(女性・49)

「亡くなった母が『この漫画大好き、すっきりする』と言っていた」(男性・62)