文春オンライン

2021/04/27

宮田店長は今も歌謡曲演歌の作詞・作曲家を仕事にしている

 お店を始める前はどんな仕事をしていたのか聞くと、それがまた大変ユニーク。

「実は、今も歌謡曲や演歌の作詞・作曲家をしています。歌うこともありますよ」

 それはわからなかった。大変失礼しました。確かに調べてみると錚々たる歌手の作詞・作曲を手掛けているのだ。

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 新橋の酔っ払い“やんちゃ衆”を応援する渾身のご当地ソング「新橋やんちゃ衆」を作詞・作曲ししかも歌っていることも判明した。これはすごい展開だ。歌詞の一節「今宵も掲げる 生命の盃 人生は片道 楽しくやろうや」に痺れまくりそうである。

 もしかすると、将来、宮田店長は「立ち食いそばの女」とか「女ひとり啜るそば」とかいう歌を作詞・作曲して歌を聴けるのかもしれないと思うとなかなか楽しい。でも、ビックリすることはそれだけではなかった。その前に、注文ができあがったので、さっそくいただくことにした。

「新橋やんちゃ衆」

 

かき揚げは立体的でそばは生麺茹で上げ、カレーはミニじゃない量

 まず、つゆをひと口。なかなか出汁の利いた、返しもはっきりした味である。そばは生麺茹で立てでコシもありなかなかよい。かき揚げは玉ねぎや人参などが入った立体的姿で、油切れもよい。カレーは肉も入った王道の味で、ミニとはいえない量で、昼に食べるには丁度いい。

「Aセット(ミニカレー+そば)」(600円)に、「かき揚げ」(120円)
ぜんぜんミニじゃない量のミニカレー
かき揚げは玉ねぎ・人参・ねぎなどが入った立体的なタイプ

 翌日、再訪し食べた「冷やしげそ天そば+ウインナー天」も紹介しよう。「げそ天」も立体的で、大変美しい出来上がり姿である。冷やしの場合、そばは温そばより10秒長く茹でるそうだ。「げそ天」は玉ねぎと赤イカのぶつ切りのかき揚げで食べ進むとげそのコリッとした食感が現れる。今のところ一番人気の天種だそうだ。そして、魚肉ソーセージではない「ウインナー天」というのもめずらしい。個人的には「ウインナー天丼」が食べたいと思うくらいだ。

再訪し食べた「冷やしげそ天そば+ウインナー天」
「げそ天」は玉ねぎと赤イカのぶつ切りのかき揚げ
宮田店長、ウインナー天丼も食べたいです