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「紀州のドン・ファン」殺人容疑の元妻 “幻の花嫁姿”と“挫折”の原点

「紀州のドン・ファン」殺人容疑の元妻 “幻の花嫁姿”と“挫折”の原点

source : 週刊文春

genre : ニュース, 社会

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「セフレが欲しいな」と恥じらいもなく…

 あけっぴろげな性格で、性欲を持て余すと「セフレが欲しいな」と恥じらいもなくつぶやいた。後年、「早貴がアダルトビデオに出演した」という話も出回ったが、それも事実だった。

 2016年3月に専門学校の美容師科を出た後も、早貴はその道に進むことはなく、しばらく地元に残ってニート生活を続けた。

 当時、交流があった知人女性の話。

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「専門学校を出ているのに『なぜ美容師にならないの?』と聞いたら、『手に職をつけて親を安心させたかっただけ。資格は取れたけど、美容師になるつもりはないんだ』と。そのうち東京で暮らしたいって。将来はどうしたいのかも聞いてみましたが、『今のところニートかな。今もニートなんだけど。働きたくないんだよね。なんとかなるよ』と能天気に話していました。

 母親からは『美容師をやらないんなら語学留学にでも行きなさいよ』と言われていたそうで、その頃、英会話教室に通っていました。でも、本人は語学を身に付ける気がなさそうで。『留学したら自由がなくなるし、東京でプーをやりたいんだ』と。海外旅行に行っても、グーグル翻訳があれば大丈夫だと考えていたようです」

須藤早貴

 予告通り、ほどなく上京を果たした早貴。そして、野崎氏と出会う約1年前の2016年11月、都内の高級デートクラブに登録をし、“パパ活”を始めるのだった。

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