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「かわいそうな人と思われたくなかった」40過ぎて初めての挫折…西川史子50歳が明かす“結婚生活と離婚”

西川史子さんインタビュー #2

2021/05/02

source : 文藝春秋 digital

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ, ライフスタイル, 働き方

note

女の子と胸襟を開いて話す時間が楽しい

――周囲に素を出せるようになりましたか。

西川 弱みを見せたところで何も取られるわけじゃなし、むしろ分かり合えたりするのに……若いときはそれができなかった。特に女は全員敵だと思ってて、合コンのメンバーが揃えばいいくらいの存在でした。女同士でパジャマパーティとかディズニーランドとか、「なんて生産性のないことをするんだろう」と本気で思っていましたから。旅行だって女の子と行くなんて考えたこともなかったです。誰が荷物持ってくれるの? みたいなね。でも争ったり比べたりする必要がないとわかった今は、女の子と胸襟を開いて話す時間が楽しいです。

――お友達や若手芸人さんらを家に招いて「西川会」を開催されているんですよね。

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西川 前はよくやってたんですけど、(双子のお笑いコンビの)ザ・たっちが家のじゅうたんに醤油をこぼしたんです。それから彼らを出禁にして、だいぶ会が滞ってしまいました。

 

――ザ・たっちのせいで西川会が崩壊したということですか。

西川 そうです。どっちが醤油をこぼしたかはいまだにわからないんですけども(笑)。

――実は以前、ホテルオークラで西川先生を何度かお見かけしたことがあります。ゴージャスな毛皮を着た方が早足で歩いていると思ったら、西川先生でした。

西川 その時はきっと気を張っていたんですよ。オン/オフでいえば、オークラのロビーは絶対にオンでしたから。披露宴をやった場所でもあるので、スタッフの人にも知り合いが多くて、絶対にすっぴんでは歩けない、気の抜けない場所でした。でも今は改装してしまったので、そうなるともう関係ないやって感じです。今は、かなり足遅いですよ(笑)。

写真=鈴木七絵/文藝春秋

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