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年間270泊する私が選んだ「本当によかったホテルの料理」10選

2021/05/03

genre : ライフ, , グルメ

note

ヒルトン東京お台場(東京都港区)

「日本料理『さくら』寿司カウンター」の「いくら」
https://www.hiltonodaiba.jp/restaurants/sushi

 都市のリゾートホテルという括りでは、かなりポテンシャルが高いヒルトン東京お台場。全室バルコニーやテラスジャグジー付きの客室など多彩。何より目の前に海が広がり、対岸に都心を望む眺望は、非日常感ここに極まれりである。

ヒルトン東京お台場(東京都港区)

 和食、洋食、タイミングが合えばインルームダイニングなどグルメの愉しみも様々だが、鮨はおすすめ。肩肘張らないホテル鮨の決め手は、職人・片野さんの和やかさだろうか。そんな雰囲気からは想像出来ないしっかりとした鮨が供される。まるで宝石のようないくらには美学すら感じるほどだ。

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「日本料理『さくら』寿司カウンター」の「いくら」

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(沖縄県石垣市)

「SALTIDA(サルティーダ)」の「アカマチのカルパッチョ」
https://www.anaintercontinental-ishigaki.jp/ja/restaurants/saltida/

 2020年7月誕生したクラブインターコンチネンタルの肝いりが“1棟まるごとクラブインターコンチネンタル”。車もラウンジ目の前に横付け。専用キーで棟へアクセスするため、建物にいるゲストは全てクラブインターコンチネンタルのゲスト。ラグジュアリー感満点のクラブラウンジだ。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(沖縄県石垣市)

 ホテルご自慢のダイニングは「SALTIDA」。石垣島の大地と海の恵みをグリルで味わう醍醐味を感じるビストロ。水揚げ鮮魚のグリルや看板メニューのTボーンステーキファイヤーグリルにも唸るが、アカマチのカルパッチョは感動的。アカマチとはハマダイのことで沖縄3大高級魚のひとつとされている。カルパッチョにマッチする食感と味わいだ。

「SALTIDA(サルティーダ)」の「アカマチのカルパッチョ」