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大江戸温泉物語 鬼怒川観光ホテル(栃木県日光市)

「夕食バイキング」の「極上本マグロ」
https://kinugawa-kanko.ooedoonsen.jp/restaurant/

 ラグジュアリーからビジネスホテルまで、ブッフェ体験の際に担当者に聞くのが「大江戸温泉のディナーバイキング行ったことありますか?」。食材や内容もさることながら、ブッフェボード、照度、料理の温度管理、会場の動線に至るまで1泊2食の宿泊料金からは信じがたい高バリューな大人気バイキングだ。作り上げたのが大江戸温泉物語の最高料理顧問・高階氏。この人なくして大江戸温泉物語のバイキングはない。

大江戸温泉物語 鬼怒川観光ホテル(栃木県日光市)のバイキング

 いまや「大江戸温泉物語といえばバイキング」といわれるほど。シーズンにより内容は異なるが、ローストビーフやステーキといった肉料理や、宇都宮餃子などのご当地メニューにも注目。また、蟹や本まぐろ食べ放題など海の幸を贅沢に使っているのも印象的だ。何より感心するのが、一番美味しい瞬間に味わっていただきたいと料理の温度を1品ずつ測っていること。すべてのメニューが最も適した温度で提供されるように気配りされているという。

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「夕食バイキング」の「極上本マグロ」

ふふ 日光(栃木県日光市)

「鉄板焼き 候」の「阿寒湖エクルビス(ウチダザリガニ)の釜炊きご飯」
https://www.fufunikko.jp/food/

 日光のラグジュアリーリゾートシーンを牽引してきた「ふふ」ブランド。全室異なるデザインの24室は、ハンドメイド感溢れる設え。旅慣れた余裕ある大人が納得できるサンクチュアリとして愛されていくことだろう。

ふふ 日光(栃木県日光市)

「鉄板焼き 候」では、前菜でいきなりフォアグラとプルーンのフリットが登場。銀鱈柚子味噌大葉焼きはまるでフレンチといえる一皿。鉄板焼きの〆といえば、白いご飯かガーリックライスというパターンだが、こちらは最後までワクワクさせてくれる。阿寒湖エクルビス(ウチダザリガニ)の釜炊きご飯は、味もビジュアルも素晴らしい。

「鉄板焼き 候」の「阿寒湖エクルビス(ウチダザリガニ)の釜炊きご飯」

 今回はスペースの関係もあり10ホテル10品の紹介に留まったが、今後も印象に残ったホテルグルメを紹介していきたい。心からホテルグルメを愉しめる日が戻ってくることを願っている。