交流戦好調のドラゴンズ、このまま勝ちを重ねて、更に順位を上げていきたいですね。

 さて、そんなチームに好影響を与えた(かもしれない)のが、交流戦開幕直前に報じられたこちらのニュース。

「中日は21日、アリエル・マルティネス捕手(24)の夫人が、第1子となる長女をキューバ国内の病院で現地時間19日に出産したと発表した」(2021年5月22日)

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アリエル・マルティネス

 ドラファンならご存知の通り、アリエルは負傷のため未だにファームで調整中。しかしチーム内でも人気者の彼を祝うために、チームメイトが発奮したというのは言い過ぎ&考え過ぎでしょうか? まあ理由はどうあれチームが好調なことも、アリエルに家族が増えたこともこれ以上ない喜ばしいニュースでございます。

(本人提供)

 思い返せばマルティネス夫人こと、母国キューバでモデル&医学生というカミーラ・バリャダレス・クラビホさんを日本メディアで初めて取材したのはこの文春野球。しかも当時アリエルは地元メディアでさえほぼ取り上げることがなかった育成契約選手で、カミーラともまだ籍を入れていない婚約状態でした。(2019年5月6日「“謎のキューバ美女”降臨! 中日アリエル・マルティネスの婚約者、カミーラに独占インタビュー」

 手前味噌ですが、アリエルが支配下契約されて以降様々な媒体で繰り返されるカミーラに関する質問はどれも「ああ、これは文春野球を読んでから質問を考えたんだな」と思わされるものばかり。いち早くこのおしどりカップルに注目してきた甲斐があったというものです。

(本人提供)

「支配下契約を結んだ時は、二人で抱き合って喜んだことを覚えています」

 さて、そんなわけで晴れてアリエルと夫婦となり、新しい家族も増えたカミーラ夫人に独自の取材ルート(インスタのDM)を駆使して取材を敢行。1年ぶり4度目の文春野球登場をお願いし、アリエル、野球キューバ代表、そして新しい家族について訊きました。

――カミーラ、お久しぶりです! そして新しい家族の誕生、改めて本当におめでとうございます! 産後の体調はいかがですか?

「ありがとうございます! おかげさまで、母子共に健康です。子どもは女の子で、名前はエイミー。とても小さく、そして美しい女の子を授かることが出来て、私は本当に本当に幸せ者です」

――アリエルはまだ赤ちゃんには会えていないですよね? 彼は何と言っていましたか?

「ええ、残念ながら、彼はまだ私達の赤ちゃんに会えていません。でも、私は毎日赤ちゃんの写真と動画をたくさんアリエルに送っています。彼は“この子は世界で一番可愛い女の子だ、早くハグして沢山キスをしたい”と言ってますよ」

(本人提供)

――アリエルがそう話しているところ、容易に想像が出来ますね! ところで、貴女にはこれでもう4回目の取材になるんですが、実はアリエルが支配下契約を勝ち取ってからは初めてなんです。少し時間を遡って、当時のことを聞かせて下さい。アリエルが新しい背番号「57」を手に入れてから、「外国人捕手」という珍しさも相まって彼の知名度は一気に全国区となりました。パートナーとしてその様子をどう見ていましたか?

「彼が支配下契約を結んだ時は、二人で抱き合って喜んだことを覚えています。私達二人が何よりも望んでいたことでしたから。それ以降、新聞、テレビ、インスタグラムといったメディアを通して、そして球場での拍手を聞いて、彼が日を重ねるにつれ知名度を上げていることもわかりました。彼のことは本当に誇りに思います、彼が成し遂げた全てのことが私の誇りです」