ディズニーやティム・バートンの世界観
——ちなみに、音楽以外でも好きな映画や小説、イラストなどの作品はありますか?
Ado ディズニーが大好きで、幼い時もディズニー作品をずっと家で見ていたんです。特に例えば『白雪姫』や『シンデレラ』のような昔のディズニー映画には必ずミュージカルのような劇中歌があって、そういった音楽にも影響されている部分があると思います。あと映画監督さんで言うと、ティム・バートンさんが大好きです。『ティム・バートンのコープスブライド』とか、『アリス・イン・ワンダーランド』とか、『フランケンウィニー』とか、ティム・バートンさんの不思議でダークな世界観が好きですね。
——Adoさんがこの先やってみたいこと、挑戦しようと思っていること、叶えたい夢についてはどんな風に考えてらっしゃいますか?
Ado 活動の範囲を広げるものとして、作詞や作曲も行えたらいいなと思います。あとは、『カゲロウプロジェクト』が流行っていた小学生くらいの時に、私も『カゲロウプロジェクト』に影響されて「○○プロジェクト」みたいな物語を書いてみたいと思って、ちょっとしたシナリオとちょっとしたキャラクターを作って「こうなったら面白い」って自分の中で妄想していたこともあったんです。そういう物語を完成させて、何かしらの形でいつか届けられたら面白いなと思います。
——やりたいことはどんどんクリエイティブな方向に広がっているという感じなんですね。
Ado そうですね。もっと挑戦してみたいことはありますね。
印象深かったファンの方からの感想やメッセージ
——最後にもう一つだけ。沢山の方がAdoさんの歌を聴いて心を動かされていると思うんですが、そういったファンの方からの感想やメッセージで心に残ってらっしゃるものがあれば教えていただけますか?
Ado 沢山あるんですけど、印象に残ってるものは、「今こうしてAdoという名前が広がっている中、Adoというものにどうか押しつぶされないでください」って言ってくださった方がいらっしゃって。「そこまで考えてくれてるんだ」と思いました。もちろん「ありのままのAdoさんが好きです」とか「あなたの声が好きです」とか、単純にありのままの私を評価してくださって、受け入れてくださる方のコメントも全部嬉しいです。ありがたいなって思います。