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——面白いポーズばかりになってしまう……(笑)。 

中島 つい、バラエティに寄っちゃうんですよね(笑)。でも、本当は小柳ルミ子さんの、アイドルから脱皮したいって出した写真集みたいな……会社とケンカしたっていうアレ。すごい素敵な、フランス座とかで撮られたやつ。あの頃は女優業をやりたかったから、バッとその写真集でイメージを変えたいなと思ってました。

 その後フリーになって、講談社さんから3冊、素敵な写真集を出していただけたので、満足しています。

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——写真集を出すことで、脱皮というか、芸人ではない新しい自分を見せたいなと思ったということですね。 

中島 そうですね。あと、女性のためだけのビルを建てたいとかずっとインタビューで言ってましたね。10階ぐらいのビルを建てて、モサーッとした女の人が入っていって、出てきたらすげえ叶姉妹みたいになってるっていうのをやりたいとかも言ってたな。会社の人にはずっと無視されてましたけどね。 

——芸を極めるというよりは、もっといろんな方向のことをやってみたいという。 

中島 まあ、そうですよね。いろいろやってみたかったです。 

 

コンビを組んで1週間、喫茶店で

——女性コンビには、同性だからこその救いの部分と、一方で息苦しさみたいなものもあったんじゃないかと思うんです。中島さんみたいにテキパキしてるタイプと、隣には反対に天然なタイプの方がいて。 

中島 いや、天然って、芸人にはいないと思いますよ。

 元相方とはコンビ組んで1週間で仲悪くなって、だからもうやめたいって私言ったんですね。そしたら喫茶店で周りが二度見するくらい号泣されて「親に最後のチャンスだって言われたんで~」って。それで別れられなくてズルズルいっちゃったんですけど。

——なるほど。 

中島 自分の仕事が増えたのは、やっぱり当時の会社の人たちが会社を大きくしたいという頑張りとちょうど共にあって……というのはあるんじゃないですか。利害関係が一致したというか。 

——中島さんもそこに乗っかった。 

中島 それはそうだと思います。