活動再開したと思ったらコロナ禍…それでも売上は好調
捜査の結果、「PRODUCE 101」の全4シリーズで不正が行われていたことが判明。第4シーズンでデビューした男性グループ「X1」は、2020年1月に解散を余儀なくされた。また「PRODUCE 48」でもプロデューサーらはデビューさせる12人をあらかじめ選定し、得票数を書き換え、順位を操作していたことなどが明らかになっている。
IZ*ONEは、2019年11月11日に予定されていたアルバム「BLOOM*IZ」の発売が延期に。イベントやテレビ出演も軒並みキャンセルされ、活動中断に追い込まれた。
ようやく「BLOOM*IZ」が発売され、活動を再開したのは2020年2月17日のことだ。「BLOOM*IZ」は発売初日に約18万4000枚を売上げ、女性アイドルグループとしての記録を更新。冷ややかな視線をはねつける勢いを見せ、ファンの大きな期待を集めた。
ところがそんな彼女たちを見舞ったのが、コロナ禍。エンターテインメント業界が打撃を受けるなか、IZ*ONEも残りの活動期間を大幅な制約の下で過ごさざるを得なかった。
ただしそうした逆風のなかでも、2020年はなかなかの健闘を見せている。韓国ではフルアルバムに続いてミニアルバム2作を発表し、女性アイドルグループとして初週売上の記録を塗り替えるなどのヒットを記録。日本でのアルバム発売も成功を収めたのは、上述の通りだ。
ファンの支持も根強く、今年4月21日にはIZ*ONEの再結成を求めるクラウドファンディングが登場。5月28日時点で、約32億3000万ウォン(約3億2000万円)を集めている。
宮脇咲良がBTSの所属事務所に移籍?
IZ*ONEの解散が正式に伝えられたのは、今年3月10日。その翌日には、投票不正問題で逮捕されたプロデューサーら2人の懲役刑(1年8カ月~2年)が確定している。
一方で同日にはまた、宮脇がBTSの所属事務所ビッグヒット・エンターテインメント(現HYBE)と専属契約を結ぶとの報道が飛び出した。HYBEはこれに対して、「何もまだ決定していない」とだけコメント。明確な否定を避けて含みをもたせたことで、韓国での再デビューがいっそう取りざたされている。
5月15日には、HKT48からの「卒業」を正式に伝えた宮脇。いまもインスタグラムで韓国のファンにアピールする彼女の今後に注目していきたい。