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「渋谷からギャルが消えました」4年ぶりに復刊したegg編集長が気づいた“ギャルがいた本当の場所”

『egg』編集長インタビュー#2

note

『egg』が誇るギャル度

――地方出身のモデルが多いとおっしゃっていましたが撮影などはどうしているんですか?

赤荻 今のモデルたちはなかなか渋谷に来れない子も多いので撮影日を固めたり、お家で取れるYouTube企画をお願いしています。昔と違ってどこにいても発信できるので助かっています。個人でSNSを使って活動してくれています。みんなSNSの使い方が上手く、自己プロデュース力が高いです。

egg専属モデルのゆうちゃみさん

――他のギャル雑誌と比べて『egg』はここだけは負けないと思っている部分って何かありますか?

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赤荻 間違いなく「ギャル度」です!昔ながらのやまんばギャルを受け継いでいるモデルもいますし、新しいギャルを作っている子もいます。それこそポスカで鼻筋を書いているモデルもいたり(笑)。最近はいいハイライトに出会えたみたいでポスカは卒業しています(笑)。モデルたちも『egg』が一番ギャルで一番楽しいと思っています。本当に仲もいいし、撮影も笑いが絶えないんです。

――YouTube見ていてもみなさん楽しそうですよね。

赤荻 本当にあのままです。先輩後輩問わず仲がいいのが自慢ですね。ただきちんと上下関係はあって礼儀を大切にしています。敬語や先輩への気配りは社会に出ても必要ですよね。ギャルってそういうところは本当にしっかりしているんです。

――『egg』の今年の目標はなんでしょうか?

赤荻 YouTubeをもっと多くの方に見てもらうことですね。個人個人が知名度を上げることで『egg』全体が盛り上がっていけたらいいなと思っています。本当はイベントをたくさんやりたかったんですけどね…。今はこのご時世ですのでオンラインに力を入れて、イベントができるようになったら各地でやりたいです。地方に絶対行きたいです。田舎のギャル達に直接会って刺激をもらいたいですね。

egg編集長の赤荻瞳さん 撮影:今井知佑/文藝春秋

 

――楽しみにしています。最後に読者の方に何かメッセージはありますか?

赤荻 ギャルというと見た目が派手というイメージがりますがいろんなギャルがいます。『egg』のモデルたちは見た目も中身もとても個性的で面白いので疲れた時はぜひギャル魂を感じて欲しいなと思います。これからもよろしくお願いします!

「渋谷からギャルが消えました」4年ぶりに復刊したegg編集長が気づいた“ギャルがいた本当の場所”

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