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《離婚調停開始》Every Little Thing・伊藤一朗の妻が周囲に明かした「問題は義姉、宗教、お金」

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A子さんが何か尋ねても5、6時間黙ってしまうのが普通だった

 伊藤さんはプライベートでもテレビの“いっくん”そのままで口数が少ない。良くも悪くもキャラ通りで、2011年の結婚当初からA子さんが何かを尋ねても5、6時間黙ってしまうことが普通にあったそうです。のんびりしていて、10年近い夫婦生活の中でも自分で何かを考えて発言したことは数えるほどだったそうです。

伊藤一朗(事務所HPより)

 一方のA子さんはサッパリした性格で、思い立ったら即行動に移すタイプ。2012年に、子どもを授かり、家族が増えて支出も多くなるので伊藤さんには副業で収入を補ってほしいという思いもあったそうです。そこで、伊藤さんにSNSを開設したり、ギター教室を開いてみるなど、新たなビジネスをやってみるように勧めましたが、伊藤さんは『僕はね、給料制で歩合は少しだから。これ以上働いてもほとんど給料は変わらないから。それ以上は働かない方がいい』と返答。新たなビジネスには消極的でした」

自ら設立した会社なのに、知らずに解任されていたA子さん

 それまでELTのメンバーとして持田と全国ツアーを回っていた伊藤だったが、2016年のコンサートを最後に持田はソロ活動に重点を置き、ELTとしてのコンサートは行われていない。その影響は如実に現れ、伊藤の仕事は打ち合わせも含めて月に7、8回に激減した。しかし、伊藤は子どもの子育てを手伝うわけでもなく、部屋に引きこもってギターを弾くばかりだったという。A子さんは自ら法務局へ足を運び、節税対策や不動産投資のために伊藤を代表にして2016年6月に個人会社「I」を設立した。

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Every Little Thing(公式HPより)

「家族の将来を考え、A子さんは副業などのビジネス展開を考えて書類を作成し、伊藤さん本人に会社設立の経緯を説明して、印鑑を押してもらい、会社を作りました。当初は夫婦で不動産運用などを行っていましたが、2018年に夫婦関係に亀裂が入ると、会社設立から取締役を務めていたA子さんが2019年3月に一方的に解任された。これまで役員報酬などのお金ももらったこともなく、登記簿を確認して初めて自分の解任を知ったそうです」(同前)

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