伊藤はデートで自分を「しがないサラリーマンみたいなもの」と表現
伊藤とA子さんの出会いは結婚する約1年前の2010年7月。六本木のサパークラブで行われたある芸能人のバースデーパーティーだった。友人と3人で来ていた伊藤と、女友達と一緒だったA子さんは15分ほど立ち話をして連絡先を交換。その2日後、A子さんのスマホに伊藤から電話があり、デートを重ねたという。前出の知人が語る。
「A子さんはELTの曲は知っていましたが、伊藤さんがそのギタリストだということは初めは気づかなかったそうです。2回目の食事の時に会話などから気になって、A子さんのほうから『バンドか何かやられてましたよね?』と聞いたら、伊藤さんは『しがないサラリーマンみたいなものです』と答え、最後にはELTのギタリストをしていることを話した。A子さんはちょっとほっとけないなという思いにかられて、3回目のデートで付き合うことになったんです。A子さんと付き合う前は、『服にお金をかけたくない』と言っていた伊藤さんの私服は革ジャンに革パンでしたが、付き合い始めてからA子さんのアドバイスでジャケットを着るようになるなど雰囲気が変わりました」
もし、信仰を強要されるようなら、そういう相手とは結婚できない
おっとりした伊藤を裏でサポートするA子さん。2人は2011年のクリスマスイブに入籍し、2012年に愛息を授かった。だが、出産直後にある“疑惑”が浮上する。A子さんの親族が打ち明ける。
「A子は結婚前に相手に必ず確認することとして『宗教に入信してないか』を聞くことに決めていたそうです。A子自身は無宗教で、宗教自体を忌避しているわけではありませんが、将来、お布施などについて金銭問題が生じることが不安だったり、子どもが勧誘されるかもしれないと思っていたようです。もし、信仰を強要されるようなら、そういう相手とは結婚できないと一朗さんに言ったら、一朗さんも『そうだね、俺は入っていない』と応じていたそうです。