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カレーや焼うどん、チャーハンなど豊富なメニュー
入口は店というよりは、普通の家のような雰囲気で、自転車が置いてある。入店すると女将さんの大内博子さんが迎えてくれた。お元気そうでなによりである。
店内は立ち食いカウンターと4人掛けのテーブルがあり、入口の扉は開いていて、換気扇や扇風機はフル稼働している。
掲げられたメニューをみると、カレーや焼うどん、チャーハンなどなかなか豊富である。
しかし、到着した昼過ぎにはすでに天ぷらは少なく、おにぎりも売り切れていた。さっそく、「春菊天なす天そば」(500円)を注文してみた。
今年で創業16年、女将さんは山形県の赤倉温泉出身
「あかくら」は今年で創業16年になるそうだ。お店の名前「あかくら」は女将さんが山形県の赤倉温泉の出身だったため、そう命名したそうである。
そもそも、なぜポツンと一軒となるこの地で、そば屋をはじめたのだろうか。注文しながら女将さんに聞いてみると面白い回答が返ってきた。
以前はもっと金町に近いところに住んでいたそうである。手狭になったこともあり、この地に引っ越したそうだが、近隣にはコンビニも1店舗しかなく、それなら、そば屋でもやってみようということになったという。
初めは、あまりお店があることも気が付かれず、お客さんもまばらだったそうだが、次第に認知されてきて、近所の常連さんたちが増えていったそうだ。
「早朝6時から店を開け、午前9時までが一番忙しい」と女将さんはいう。