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「母親は『メイドカフェみたいな店でしょ?』と…」JKビジネスで体を売るアカリ(17)が打ち明けた“裏オプ”の中身

『裏オプ JKビジネスを天国と呼ぶ“女子高生"12人の生告白』#3

2021/06/26

genre : ニュース, 社会

「裏オプ」で稼ぐしかない報酬体系

「面接では、いきなり『ウチは裏オプがフツーにある店だよ』と言われました。その時、服の上から触るなら3000円、直接触るなら5000円と、裏オプの相場を聞かされて……驚きました。私も裏オプには抵抗がなかったけど、過去の経験上、店長は関知してないことにしている店がほとんどだったから。在籍しているコは、見るからに私より若いコばかり。みんな15~17歳の現役JKばかりなので、私も18歳と偽って働くことになりました」

 店長の説明によれば、30分4000円のプレイ代はすべて店側の取り分。女のコが手にするのは、客が追加で支払う、1人につき1000円のトーク料だけだ。自然、女のコは裏オプで稼ぐしかなくなる。もちろん、少女もそれを理解し自ら稼ぎにきている。

「『みんな1万5000円~2万円くらいだけど、いくらでやる?』と聞かれました。本当は3万円って言いたかったけど、現役のコたちが半値でやってるのにハタチの私がその倍は欲しいとは言えませんでした。新人のコを狙い、『みんな1万円でやってるよ』と言っては割安で本番しようとするお客さんもいるので、私がちゃんと断れるようにって相場を教えてくれたみたいです」

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 アカリは16歳の夏、友達の紹介で制服相席屋に流れ着いた。男性経験がなかったので始めの数日こそハグや添い寝など軽い裏オプに止めていたが、行為は次第にエスカレート。摘発時には、手コキやフェラで月30万ほどを手にしていた。

「裏オプとかは一切やってない」と嘘をついた

 制服相席屋の店内は、6つの小部屋と大きな待機部屋がある作り。うち3部屋が稼働していて、待機部屋には10人くらいアンダーがいた。同僚から聞いた摘発時の様子をアカリが続ける。

「警察官がダダっと入ってきて。直後に『動かないで!』と制止され、その状況を写真に撮られた後、警察に連行されて。女のコはみんな『泣いてた』って言っていました。それで学校には連絡されなかったけど、みんな親には連絡が行って、迎えに来るまで帰れない、みたいな」

 アカリのように現場に居合わせていなかった少女への事情聴取はされなかったのか。

「もちろん私の親にも警察から連絡が来ました。それで親と警察に行って、『普段は親にどんなことで怒られるか』とか、『お小遣いはいくらもらってるか』とか、『お金を何に使ってるか』とか、家庭環境やバイト内容を根掘り葉掘り聞かれて。最後に、『もうJKビジネスに関わりません』という誓約書にサインをさせられた。親の手前、もちろん『裏オプとかは一切やってない』と嘘をつきました。私みたいに店にいなかったコや、いても待機中のコは『やってない』と答えたって聞いています。でも、お客さんと本番している最中のコもいて、そういうコはさすがに言い逃れできなかったみたい」

「みんなJKビジネスをヤメたの?」と、あえて同調するかのように優しく聞いた。もちろんその後についてもアカリは知っていた。

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