韓国の芸能人が住む清潭洞とは?
清潭洞といえば、真っ先に思い浮かぶイメージが高級ブランド店で、若い上流層女性の上品なファッションを指す「清潭洞嫁ファッション」という流行語もある。他にも、弁護士や医師などの専門職に従事する比較的若い高所得者が多く、おしゃれなワインバーやジャズカフェ、最高級レストランなど、韓国の消費文化を代表する街としても有名だ。
さらに最近、清潭洞の文化をリードしている層といえば芸能人だ。チャン・ドンゴン=コ・ソヨン夫妻、チェ・ジウ、パク・ソジュン、チャ・スンウォンら、名前が挙げきれないほどのセレブがここ清潭洞に住んでいるとされる。
周辺は、消費力の高い商圏が形成されており、芸能人が最も好む不動産投資地域でもあり、少女時代のユナ、ビッグバンのデソン、KARAのハン・スンヨン、チャン・グンソク、ヒョンビンらも、清潭洞にビルを持っていると報じられている。
江南の清潭洞と対比されるのが、江北の漢南洞(ハンナムドン)だ。
龍山区(ヨンサンク)漢南洞は、伝統的な富裕層が住む地域で、サムスン一家やSKなど財閥オーナーの邸宅が多い。最近は、ITやエンターテインメント事業で成功を収めた若い実業家や芸能人が、ここの高級マンションに住み着き、「ヤング&リッチ」の住居地として変貌しつつある。
韓国の報道によると、 BTSのリーダーのRMとジミンが今年初めに、 漢南洞を代表する、とある高級マンションに個人の家を購入したという。漢南洞には、彼らが所属する事務所「ハイブ」の新社屋のあり、BTSの本拠地となっている。RMは244.34平方メートルの物件を63億6,000万ウォンで、ジミンも同じ広さの物件を59億ウォンで購入したが、2人も全額現金で取引した。価格が異なる理由はテラスの有無のためだという。