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 ちなみにこのルアーロッドは通称「海のギャング」であるウツボを釣り上げられるほどのパワーを有していた。

「海のギャング」を釣り上げる
 

 1本持っておくことでルアーゲームから堤防の中・大物釣りまで、広いターゲットの釣りを組み立てられる。

 お手軽な金額で釣り具を揃えられるおかげで、釣りのハードルはどんどん下がってきた。ダイソーが釣りを始めてみたい初心者層の大きな受け皿となっているのは間違いなさそうだ。

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 また、ある程度釣りをやってみてステップアップしたい方は、釣り具量販店で竿を新調したり、特定の魚種に特化した仕掛けを買うことをオススメする。ダイソーで扱っている釣り具はほんの一部なので、釣り具屋(通称「魔界」)へ行くとその品揃えの豊富さに驚くだろう。

釣りを行う際の注意点

 最後に釣りを楽しむために心がけて欲しい3つのルールを聞いてもらいたい。

(1)釣りをする際は必ずライフジャケットを着用する

 釣り中の水難事故は後を絶たない。自分だけは大丈夫といった油断は取り返しの付かない結末になる恐れがある。

(2)釣り場に入る際、隣の釣り人と距離が近い場合は一声掛けよう

 釣りによって距離感が変わるので難しいところではあるが、堤防や漁港など比較的人が集まりやすい釣り場は一声かけることでお互い気持ちよく釣りができる。

 特にトラブルの要素として多いのが、隣に入られた側は「こんな狭いところに!」と不快に思う場合がある。声掛けで距離感を確認することで不要なトラブルは避けられる。

(3)釣り場の原状復帰を心がける

 サビキ釣りで使用したコマセは時間が経つと悪臭に変わるので、堤防にこぼれたコマセは洗い流して帰ろう。近年、釣り人によるゴミの放置やコマセによる悪臭問題で閉鎖される釣り場も増えている。

 ダイソーでも300円で水汲みバケツが売っているので手洗いや堤防の掃除用に購入し釣り場を清掃して帰ろう。

 

 今回紹介したアイテムは「ぬこまた釣査団チャンネル」でも詳しく紹介しているので、釣りを始めたい方、もっと釣りを知りたい方は、ご視聴&チャンネル登録をよろしくお願いします。

写真=ぬこまた釣査団(大西)