東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」に参加していた絵本作家・のぶみ氏(43)が7月20日、当該イベントへの出場を辞退した。

オリパラ文化プログラムを辞退したのぶみ氏 公式YouTubeより

 過去のSNSでの発言や、自伝で「女性教師に対し3ヶ月前の牛乳を飲ませた」と記述していたことが「いじめではないか?」と問題視され、ネット上で大炎上していたことが原因とみられている。のぶみ氏本人は辞任の理由について、公式なコメントを出していない。のぶみ氏の知人が明かす。

「これからしばらくは安全地帯でほとぼりが冷めるのを待つつもりでしょう。辞任当日の夜も『Clubhouse』内で通常の活動を続けており、今回の騒動に触れることもなく、ファンを相手に雄弁を振るっていました」

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執筆した絵本は約250冊の“ベテラン絵本作家”

 のぶみ氏は、これまで約250冊の絵本を執筆。絵本作家歴は22年のベテランだ。

 2015年に発表した代表作「ママがおばけになっちゃった!」(講談社)は61万部を突破、人気絵本作家として「情熱大陸」(MBS)をはじめ複数のメディアに出演してきた。

61万部を超えるヒット作となった『ママがおばけになっちゃった!』(講談社)

 NHKとの縁は特に深く、Eテレの人気子供向け番組「みいつけた!」の「おててえほん」というコーナーのイラストを担当、「おかあさんといっしょ」(Eテレ)で放送された人気曲「おしりフリフリ」や「コチョコチョむしのコチョたろう」の作詞を手がけるなどしてきた。

 その一方で、のぶみ氏は“元ヤンキー”の絵本作家であることを自称している。過去の雑誌のインタビューでは、小山田氏同様、前述の“牛乳事件”以外にも数々の武勇伝を語っている。