みなさん、もう届きました? 「D-LOVE6」のグッズ。

  6月に開催された「ドラゴンズイケメンコンテスト」で選ばれた根尾昂・勝野昌慶・梅津晃大・柳裕也・岡田俊哉・祖父江大輔の6名、その名も「D-LOVE6」各選手の私服姿がグッズ化され、7月にドラゴンズ公式オンラインショップで販売開始されたんです。届きましたよ、キーホルダー。いやあ素晴らしい出来。

 撮影の模様はも中日ドラゴンズ公式YouTubeチャンネルで観ることが出来るのですが、選手達の私服姿を見たことで疑問が湧いてきました。「イケメン」とは別に、純粋に「ファッションセンス」が良いのは誰なのだろう?と。

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 そこで、ファッション業界紙「WWDジャパン」の編集・記者としても活躍され、パリやミラノのコレクションも取材されているファッションジャーナリスト藪野淳さんにD-LOVE6のファッションチェックをお願いすることにしました。

 専門家の目に中日ドラゴンズの選手達はどう映ったのか? 忖度ゼロの「ガチファッションチェック」をお楽しみください!

根尾選手、勝野投手のファッションセンスはいかに?

根尾昂と勝野昌慶

――藪野さん、本日はファッションチェックよろしくお願いします。

「よろしくお願いします、でも僕でいいんですか? 野球は詳しくないので、力不足じゃないかな、と」

――いえいえ、そんなことないです。欧米だとメディアがスポーツ選手のファッションチェックを当たり前にやっているじゃないですか、専門家を呼んで。あんな感じでやっていただければ幸いです。

「なるほど。確かに欧米のスポーツ選手の方が、ファッションを楽しんでいる感じはあるかもしれません。例えば、クリスティアーノ・ロナウドをはじめ、ヨーロッパのサッカー選手は顕著ですよね。サッカーといえば、以前、槙野智章選手(浦和レッズ)の撮影に立ち会った時に、“デザイナーズブランドの服だと、太腿がつっかえて入らないものも多い”と仰っていて。スポーツ選手の服選びってなかなか難しいんだな、と思いました」

――そうなんですよ。だから割とオーバーサイズの服を着る人が多かったり、タイトなパンツを履いているように見えても実際に見ると普通のサイズだったりとか、そういう事情は念頭に置いてもらった上で、率直なご意見を頂戴できれば。では、写真を見ながら年功序列で進めていきましょう。まずは根尾昂選手です。

©カルロス矢吹

「若い選手ですね。みんなTシャツを着ている中で、襟付きのアイテムを着ているのは“おっ!”と思ったんですが、映像を見たら襟まわりがクタっとなっていて……。そこが気になりました。特にオーバーサイズでダボっと着ているので、襟まで寝ちゃっていると“洗濯機からそのまま出してきたの?”って見えちゃうな、と。ただ、全体の印象は爽やかですし、白黒のシンプルな着こなしの方が多い中でアクセントになるカラフルなスニーカーを取り入れているところは好印象です」

――ありがとうございます。少し厳しい意見も出ましたが、続いて勝野昌慶投手です。彼は183cm 89kgで、大柄な方ですね(注:キーホルダーでは黒一色のTシャツになっていますが、YouTubeで公開されている撮影時はクマのイラストがあしらわれたTシャツを着ており、藪野さんはそちらを見ながら話しています)。

©カルロス矢吹

「Moschinoのアイコ二ックなクマのTシャツは、インパクトがありますね。このグラフィック自体は好みが分かれそうですが、上下を黒で合わせているのでスッキリした印象です。足元はおそらくStella McCartneyのスニーカーですが、Tシャツのロゴともマッチしていますし、白は抜け感があって良いなと。こういう長身で鍛えているアスリートには、シンプルなスタイルが映えますよね」

――好評価をいただきました!