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「つけまは8枚重ねで視界は鬼狭い」「ハクビシンのハイライトが見つからない」サイバー系ギャルが語る令和にギャルを続ける難しさ

『サイバー系ギャル・デデ』インタビュー#2

note

特殊なスマホ操作方法

——ちなみにスマホの操作ってどうやっているんですか?

デデ 気になりますよね(笑)。小指の関節で打っています! 指の腹ではさわれないので、打ち方は特殊です。でもこの打ち方で慣れているので、とても早く打てますよ(笑)。

スマホの操作方法 ©平松市聖/文藝春秋

——意外と支障がないんですね。

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デデ そうなんです。周りからは、「そんな長くて困らない?」とか「普通に生活できるの?」とか言われるんですけど、むしろかわいい爪を常に見ることができるので最高ですね! それに今回は人差し指の爪に鏡をつけているので、化粧直しとかもやろうと思えばできます。意外と便利なのかもしれません(笑)。

©平松市聖/文藝春秋

なかなか売っていないメイク用品

——メイク用品は普段どこで揃えているんですか?

デデ ドラッグストアで買ったり、ネットで買ったりしています。ただ私、鼻にハクビシンみたいな白いハイライトをのせているんですけど、こういうギャルならではの癖が強めのモノはそのへんのお店だと置いていないですね。舞台用メイクになるので新宿のオカダヤさんによく行きます。

©平松市聖/文藝春秋

——昔のギャルはハイライトをポスカで書いたりしていましたよね。

デデ 書いていましたね。この前たまたま原宿のお店でハクビシンの白いハイライトが70円で売られているのを見て、即買いました! 試してみたらめっちゃよかったんで、次の日にまた行ったんですけど、もう売り切れちゃってて。もっと買っとけばよかった…。

——その他にあまり売っていないメイク用品はありますか?

デデ あとは海外通販を駆使すれば、なんとか揃います。私のメイクではつけまがかなり重要なので海外通販で長いつけまを取り寄せています。やばい時は8枚重ねてます(笑)。

——8枚! まぶたが重くないですか? 

デデ めっちゃ重いです(笑)。それに視界は鬼狭いし。でも、めちゃくちゃ盛れます。盛れるのが一番なので! 最近はつけまつげを新調してカスタム途中なので今日はまだ4枚重ねです。カスタムし終わるともう少し量は増えるかもしれないですね。

©平松市聖/文藝春秋

——今よりもっと長くなるんですね。下まつげもつけていますか?

デデ 下まつげもたくさん田植えしています!

——田植えとはなんでしょうか?

デデ 1束ずつカットされているつけまつげを田植えみたいに何個も植えています(笑)。ギャル用語なのかな?(笑)。とにかく目元のメイクにはかなりこだわっていて、日々研究していますね。