ここにきて、またひとつ上の次元へ昇った印象の戸田恵梨香さん。
2019年に朝ドラ『スカーレット』(NHK)で主演を務めた彼女ですが、昨年12月に俳優・松坂桃李さんと電撃結婚してからというもの、存在感がさらに際立ってきているように感じます。
今年に入って彼女が開花させた才能、それは“引き立て力”。
戸田さん自身の輝きが増しているだけでなく、隣にいる人物をより一層輝かせる能力。プライベート面でも仕事面でもパートナーとなる人物のポテンシャルをMAX値まで引き出すのが、アップデートされた“最新版・戸田恵梨香”なのではないでしょうか。
戸田さんと言えばこれまで松山ケンイチさん、村上信五さん、綾野剛さん、勝地涼さん、加瀬亮さん、成田凌さんらとの熱愛報道が出ていたため肉食系女優と呼ばれることもあり、自分の芯をしっかり持っている勝気な女性というイメージがありました。そのため他者を光らせる“引き立て力”の才能を開花させたということを、意外に感じる方も多いかもしれません。
そこで今回は恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が、戸田さんの“引き立て力”について分析していきます。
株が上がりまくる松坂桃李、2021年は飛躍の年に?
プライベートで人生のパートナーとなった松坂さんの今年の活躍ぶりは、目を見張るものがあります。
松坂さんは、2009年に特撮ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)でレッドを演じ俳優デビューして以来、2012年の朝ドラ『梅ちゃん先生』などに出演してブレイクし、2018年には社会派問題作の主演映画『娼年』で体当たりの演技を魅せるなど、人気と実力を兼ね備えた俳優でした。
ですが昨年12月に結婚発表して新婚となって迎えた今年は、松坂さんの株はさらに上がっており、飛躍の年となる勢いなのです。
例えば、今年の4月クールには『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)と『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)、同時期に2本の連続ドラマに主演しています。バイプレイヤーで同時期に放送されるドラマを掛け持ちする俳優は少なくありませんが、主演ドラマが同じクールに放送されるのはなかなかレアなケース。俳優としての需要が高まっているのは間違いないでしょう。