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 A子は最初「500万円はいらない」と言ったものの、すぐに考えを変えた。

「“私は中絶をして身体を傷つけているのに、廉は何も傷を負っていない。パイプカットするか、仕事を辞めるかどちらかを選べ”と言われて……。僕は仕事を辞めるほうを選んだのですが、彼女は“辞める保証がないから、500万円は保証金として預かる。仕事を辞めたら返すから、今は500万円持って帰る”と。さらに“人に見られたくない写真をバラまく”と脅してきました」

(中略)8カ月たった今でも、500万円の返金はされていない〉(「週刊女性PRIME」より)

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「小澤がA子に500万円を渡したという事実は一切ありません」

 ところがこの証言に関しても、関係者は揃って、首をひねるのだ。前出のA子さんの親友が語る。

「確かにA子が手書きした“約束書”というのは存在しています。ですが、それは小澤がA子に無理やり書かせたもので、500万円という記述はなかったと聞いています。小澤がA子に500万円を渡したという事実は一切ありません。なんでこんなウソをつくのだろうとA子も不思議がっていました」

「週刊女性PRIME」に証拠として掲載された“約束書”。500万円に関する記載はみあたらないが……

 小澤氏の元所属事務所の関係者が続ける。

「小澤が、A子さんに500万円を支払ったということは、文春の記事が出る前から本人から聞いて知っていました。事務所としても、その話が事実ならとんでもないことだと思ってA子さん側に確認しようとしていたんです。しかし、そもそもA子さん側は『500万円なんてもらっていない』と言う。小澤に再び聞くと、500万円は現金で手渡したということで、領収書も受領証も一切もらっていなかった。それじゃあ、確認の仕様もないだろうということになったんです」