料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。

 どんなものであれ、作ろうと思ったそのこと自体が尊い。今晩はひと品、作ってみませんか?


 

 最近、カツオをコチュジャンだれに漬けるのにハマっています。

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 これがね、よーく合うんですよ。そのままでも、どんぶりにしても。調味料を混ぜて漬けるだけです。コチュジャンが冷蔵庫で長居しているあなた、ぜひお試しください。

◇カツオのコチュジャン漬け

■材料(1人前)

・カツオのたたき、または刺身:70g程度
・コチュジャン:大さじ1/2
・みりん:大さじ1
・醤油:大さじ1/3
・酢:小さじ1/3
・ゴマ:少々
・ゴマ油:2~3滴

 

 コチュジャンは朝鮮半島でおなじみの調味料。米やもち米に麹、粉唐辛子などを加えて発酵させた味噌です。

 大さじで量る調味料はコチュジャンを最後にすると洗い物が増えずに済みますよ。小さめのボウルなどに調味料を全部入れて混ぜ合わせ、刺身を漬けてください。ラップをかけて20分から30分ほど冷蔵庫で寝かせれば完成!

 

 30分漬けたものです。

 このまま食べてもいいし、サンチュとかサニーレタスに包んで食べてもおいしい。ちなみに冒頭の写真はカツオのたたき、上の写真はカツオの刺身の漬け。どちらもおすすめです。

 

 カツオだけでなく、カンパチやブリで作るのもおすすめ。またはタイなんかの白身魚でもいけます。サーモンも悪くないですね。お好みの生野菜を添えてどうぞ。写真はカンパチ、トマトと細ネギです。

コチュジャンだれはいろいろ使えて便利!

 

 今回のコチュジャンだれ、豆腐にかけるのもおすすめです。先の分量におろしニンニクかおろしショウガをほんの少々(小指の先ぐらい)加えて作ると、なお合います。

 冷奴もいいけど、湯豆腐とか温奴にかけるのもまたうまいんだ。豆腐を耐熱容器にうつしてラップをかけ、数分チンするだけであったかいお豆腐が楽しめますよ。